目下、国会で安保法案が可決され、新聞など報道機関が騒がしいです。 正直、この法案の是非は、よくわからない情けないジイさまです。
世界のどの国も、どの国民も「戦争はイカン」と思っている。 でも、国際法上は「戦争を認めている」のが現状なので、おもしろい。 世界中の歴史で戦争が絶えたことがないのが実情で人類の愚かさが今も続くのが悲しい。
日本の歴史上も、おびただしい戦争、乱、変、騒動が起きて、多くの死者を出している。 天皇家ですら、覇権の争いでは親兄弟・親戚で醜い殺戮が古事記や日本書紀にもでてくる。 そこで歴史好きな小生は、今までの方法(時代ごと 例:鎌倉時代)で学んでいた歴史を、 歴代天皇を中心に学ぶことにして、三田から大阪ナレッジキャピタルに通っています。
大阪キャピタルシティビル この7階に教室があり、吉重丈夫氏の講義を受けます。
第四十六代孝謙天皇(女帝)の行政を学びます。 聖武天皇の皇女として、兄の基王が夭折したので、史上6人目の女帝の誕生で生臭い行政をする。 また第四十八代称徳天皇(孝謙天皇と同一人物)にもなり、様々な政変で多くの人が乱を起こし処刑する。 さらに、唐の「安禄山の乱」で朝鮮半島から難民が押し寄せ、組織的暴徒と化し九州北部は悲惨な目に遭い、大宰府を行政とする防人の和人保護の戦闘も行われる。 その頃から、外国の脅威にさらされている。
古代天皇家を古事記・日本書紀で見ると内部も悲惨だが、大陸からの外部の被害も甚大であった。 世界は2000年前と変わらない人の愚かさが続いている以上、何らかの対策が必要でしょう。 どんな政策が日本にとって諸外国にとっても最適かは、まだ、わからないハズで、考えられる 全ての策を立てておくのがいいでしょう。
大阪北部の大きなビルに沈む夕日
いつまでも豊かで平和な国で、安保法案を駆使しない世の中であってほしいと思う。
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