4年前、ふとしたきっかけで同じビジョン委員の5期生でした。 2年間の活動で、不満や喜びで走り回りながら、燃え尽きました。 京阪神の経済基盤の興隆がチームのテーマでしたが、結果はちっぽけな「地域探訪」でした。
チームは様々なスキルや経験、理念の異なる高齢者が多く、とりまとめの方のご苦労は多大。 活動テーマを決めるのに半年以上かかり、仲良くなったところで活動。 阪神北4市1町のそれぞれの人は、お互いに近隣の様子を知らない人ばかり。 お互いの町を紹介するうち”まず知ろう!”で、それぞれの町をウロウロすることになった。
誰も「阪神地区の経済興隆」など忘れてしまったかのごとく、歴史・文化を求めて歩く。 150年ほどさかのぼれば、摂津の国でくくれる範囲なのに、歴史を共有してたはずなのに、 市町のくくりで、歴史文化が分割されていることに気が付いた。
”お互いの地域を知る”ことで終わってしまった。 それはそれなりに意義はあったが。 んじゃ、こんど白熱電球はなにをすればいい? スコップも持てないし、面白い話もできん、 ビジョン委員は一人で活動するもんやないし、話し合いできめなきゃイカンし。
三田明神窯で自作
茨木のり子さんの詩集より
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