四字熟語…「明眸皓歯」（めいぼうこうし）

意味…明るい美しい瞳と、白く輝く歯を持つ最高の美人のこと。

出典…杜甫（とほ）「哀江頭」（あいこうとう）詩

用例…「彼女は明眸皓歯という形容詞にふさわしい美人だ」

★……唐の玄宗皇帝は年をとってから、
　　楊貴妃の美貌に溺れ、政治を怠るようになった。
　　このため、安禄山の乱が起こり、
　　皇帝は貴妃とともに都から脱出、蜀へ逃れようとした。
　　が、楊貴妃やその一族の専横に怒った兵士たちの手によって、
　　彼女は惨殺される。
　　都に居残っていてこの話を聞いた杜甫は
　　「哀江頭」という詩を作って、楊貴妃の死を悼んだ。
　　「明眸皓歯、今何こかに在る」という句が有名である。


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