人様が読まれた川柳を見るのは好きですが、
いざ自分で作ろうと思ってもなかなかうまくできません。
三田市にはいくつかの川柳句会があります。 2年前に、私も誘われて「あしがる会」という名前の会に参加した。 参加した日が、なんとあしがる会の発足の会ということが分かった。
川柳とは季語のない俳句”程度の知識と、サラリーマン川柳は面白いなぁ、んじゃ俺も! と、気軽な気持ちで参加したら、14~5名程度の小さな句会で、半分は初心者、あとの半分の人はベテランであった。 初回 あしがる会の会合
主宰者はNHKの選者も務めたことのある著名な方であった。初回は「川柳」とはなんだ?だった。 参加者のほとんどは俺を含め老人・年配者だった。女性の参加も目立つ、主宰者のファンだとか。
簡単に言えば、俳句は自然の妙を讃えて、川柳は人間のありようを表現するらしい。 サラリーマン川柳はニヤッとしたり、アハハと笑うものが多いが、川柳の主流ではないという。 人間模様は笑い飛ばしたい時もあれば、じっと我慢のつらい時もあり、多くの人が共感する微妙な感情を五七五で表現する。
戦時中の ” 塹壕で妹売られるハガキ読む ” という句なんぞは「笑えない」でも川柳。
月一回の句会だが、いつもポケットに川柳メモを忍ばせて 人々の言動や自分の心の動きをを鋭く観察しては記する。 投句して主宰の評を聴く、未熟さをしみじみ感じる。
昨日の私の句 ” 花もらい肥料ももらってそのまんま ”
今日は花を植えて一句とします。
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