間違いやすい慣用句・ことわざ 〇「三日とあけず」か「三日にあげず」か 「彼は会社を退職してからは暇になったとみえ 三日にあげず将棋をさしにくる」。 ほとんど毎日のように、たびたび、という場合「三日にあげず」という。 「あげず」は「上げず」と書き、間をおかないでという意味。 これを「三日とあけず」としては誤り。 「あげず」は「空けず」と当てるのであろう。 さらに助詞は「と」ではなく「に」が正しい。 また、「三日にあげず」を慣用句と知らないのであろうが 「二日にあけず」とか「五日にあげず」とかいう誤りにも注意したい。 確かに「三日にあげず」のもともとの意味は 「三日とたたないうちに」であるが 慣用句として使う場合は詳しい日数は関係ない。 日本語の達人から |