> ROMさん
最近は、テレビ局がバックに付かないと映画は作れなくなってるみたいですね!
一昨日、神戸・元町のシネ・リーブル神戸で仏・英合作の長編アニメーション映画「イリュージョニスト」を観てきました。 取り敢えずは作品の内容はさて置くとして、ちょっと驚いた事がありました。 「イリュージョニスト」はその世界的な評価の高さにもかかわらず、日本では極めて慎ましい興行となっています。 上映期間が一週間、そして一日一回午後6時からの上映のみ、しかも座席数は約60席、兵庫県内ではシネ・リーブル神戸のみの上映。 そんな慎ましい興行なので座席は当然自由席です。 しかし、その入場券には整理番号が書いてあって、その番号順に入場するシステムになっています。 ちなみに、午後5時過ぎにチケットを買った私の整理番号は21番でした。 「どう考えても立ち見客が出る事はなさそうなのに、何故こんなシステムを採用しているのだろうか?」 その疑問は館内に入ってすぐに分かりました。 画面がとても小さいのです。 時代は昭和30年代後半、私が小学校の1~2年生の夏休みに村(農漁村)の公民館で「狼少年ケン」を観た画面よりも小さいのです。 ちなみに、この「イリュージョニスト」の舞台が偶然にも1950年代中・後半のフランスの都会とイギリスの片田舎でした。 それに加えて、座席数が非常に少ないのです。 つまり、座席数50~60席の小さな映画館では前寄りの座席・左右両脇の座席ではスクリーンはやや観にくいのです。 当然、中央付近の座席がやはり見やすいのです。 ですから、常連客は中央付近の座席を確保するために早くから整理番号付きの入場券を買っていたのでしょう。 そんなこんなで、一昨日は場内ほぼ満席でしたので、観客数は多分約50名程度ではないかと思います。 お蔭様で、私はほぼ中央の座席を何とか確保でき小さいながらも綺麗なスクリーンを満喫できました。 とても小さな映画館とはいえ、満員の映画館で映画を観たの何年ぶりでしょうか? 確かに満員の映画館で映画を観た事はあるのですが、遥かむかし昔の事なので、いつの頃かは思い出せません。 |