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2024年05月20日(月) 

この駅に隣接してDBの線路との間に蒸気機関車専用車庫・ヤードが有ります。
DBの線路との間に4条の軌道が敷かれ、うち3条の線路には蒸気機関車が2両縦に入れる大きな車庫があります。

 

 

朝、一番列車の発車前に何両もの機関車が並んでモクモクと真っ白い湯気を吹き上げ出発準備をしている光景は見事です。

 

今日一日で何両の蒸気機関車が稼働することになるのかわかりませんが、かなりの両数に上ることは間違いありません。

 


給水中の機関車もあります。

 


DBの線路に隣接する線路に停められた機関車も暖機中です。

DBのヴェルニゲローデ駅のホームが見えます。

 

 


 

 

 

この鉄道に現存する蒸気機関車はすべてタンクロコで、テンダー機関車は有りません。
この鉄道で働く蒸気機関車をちょっと見てみましょう。

 


見た目で分かるほどに違いがいろいろありますが、型式で機関車を区分することが出来ません。東西ドイツ統一後、型式当たりの数が少ない小型のタンク機関車の型式は全部まとめて「99型」に統一されてしまったのです。旧東ドイツにたくさんあった小型蒸気機関車は全てまとめて99型になってしまいました。もちろん西側に残っていた幾ばくかの蒸気機関車も同様一括しての話です。

 

 


余談ですが、DB・私鉄を問わず車両番号の後ろに「-」と「一桁数字」が、付されています。蒸気機関車に限らずドイツの鉄道車両すべてに付されている数字です。デジットナンバ-と呼ばれるもので、車両番号ではなく運行管理上の区別のための記号です。テレビの鉄道番組などで、1号車とか3号車とか言っていることがよく有りますが、これはとんでもない間違いです。車両番号とは一切関係のない車両運用上の記号です。

 

 

 

 

さて、本題に戻ります。

 

ハルツで働く蒸気機関車を見てみましょう。先ほどから「小型のタンクロコ」などと表現してきましたが、これは言い方が悪かったかもしれません。あくまでもドイツでは小型、ということでご理解いただきたいのですが、我が国のタンクロコの代表ともいえるC11などと比べると大きく重い感じがする機関車たちです。

 


一例をあげてみましょう。

このように重厚な感じです。とにかく大きいです。。

 

 

正面・・・。

 

 

背面・・・。

 


斜め後ろ・・・。

 

 


メーターゲージを走る機関車ですが、まるで標準軌間を走る機関車です。

 

                             <つづく>


閲覧数44 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2024/05/20 18:05
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