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2011年11月25日(金) 
私は農業の経験がありません。だから、その大変さは想像するしかないのです。
最近話題となっているTrans-Pacific Partnership、つまりTPPについてですが、食料自給率が低下するからと農業関係者達もそれに連なる議員も反対しているようです。
農業だけで無く、金融、医療なども自国での対処が難しくなるとマスコミは報道しています。
ここで、ふと、思い出されるのは北朝鮮の事です。かっては日本よりも国民は豊で、日本からお嫁に行く娘さんがいたくらいだったのです。
それがどうして、子供達も飢えに苦しむようになったのか、それを考えてみました。
北朝鮮が孤立してゆく過程において、金総書記の指示として、食料の自給を打ち出します。
他国からの干渉を拒否して、独自での独自の政治を行うためには、どうしても食料自給が避けられなかったからです。
それが、食料大生産のかけ声でした。号令はしたものの素人の悲しさから、稲を隙間無く植えたり、棚田の畦を低くして、水田の面積を広げたりしました。
その結果、ほんの少しの気温の変化や洪水などに弱い農業となってしまって、飢饉の年が続いたのです。
わが日本もこの轍を踏まないようにしないとなりません。
もちろん、農業を放置せよと言っているのではありません。ただ米を国際水準からかけ離れた価格で買い入れて、競争力を低下させたり、労働力の高齢化、休耕地の増加などの問題は山積みしている事は知っています。
今回の東北の震災が大都会に起こったときにはどうするのか、東京一極集中をもう少し(例えば税金を本社から徴収する、中央官僚の許認可が東京でないと出来にくい)などを解消してゆけば農村地帯でも農家と工業地が共存出来る仕組みは可能でしょう。
いまこそ、そのチャンスでもあるのです。

閲覧数878 カテゴリオメメの玉手箱 コメント6 投稿日時2011/11/25 01:43
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コメント(6)
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  • 2011/11/25 01:58
    仰る通りです。同感します。
    東アジアで日本が生き残る為には,私はtppには賛成派です。中国からの日本に対する、あらゆる外圧に対して、防衛手段としてもひつようであります。
    次項有
  • 2011/11/25 09:26
    お庭屋さん
    日本の農業は既に崩壊していて、税金を法外に投融資しないとどうしようもない状況です。
    本気で農業をしようとする方はTPPを機会に農業の再生を考えるようですが、補助金で食べている方・選挙の票の欲しい方は現状を維持しようとしているように見えます。
    補助金漬けの農業に意味や未来があるのでしょうか。
    次項有
  • 2011/11/25 14:38
    ROMさん
    TPPを選挙の手段ではなく良い方に持って行かなければ
    次項有
  • 2011/11/26 10:51
    鉛筆オメメさん
    > クライムさん
    貿易というのはすでに帆船時代から存在して焚いたのでしょう。どちらの国が有理化は別として、それが是正されてゆくのは、二国間のみならず関係国の利害で決まると思います。
    貿易というのは一方的に恵んで貰うわけではないからです(無償といっても後々の利益を考えている事もありますが)。
    次項有
  • 2011/11/26 10:55
    鉛筆オメメさん
    > お庭屋さん
    若い人が無力になりつつあるのは、既得権を打ち壊すだけの何者かがないからでもあるのでしょう。
    日本の若い人や農業に決して失望しているわけではありません
    次項有
  • 2011/11/26 11:00
    鉛筆オメメさん
    > ROMさん
    今の日本で問題なのは、選挙権の無い未成年者と選挙権だけあって働けない高齢者です。
    こんな社会は想像出来なかったでしょうが、
    あたらしい仕組みが求められていると思います。
    次項有
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