私は珍説、奇説が好きだ。特に語源やル－ツを探って行くと必ず顔を出してくるし、それが結構説得力がある。
その説得力の裏付けには出典が大きく作用しているから、出来るだけ出典を明らかにしておかないとただのヨタ話になってしまう。
不思議なことに人間の経験による過去の出来事はグ－グルのようなサ－チ・エンジンよりも遙かに早く検索出来る様になっている。
しかし、残念なことに生物の特徴でもあるタンパク質の構造からの記憶保護システムは時折部分的欠落を起こし、インタ－ネットの様にその欠落部分を回避して、結論を見いだす。
だからその回避行動が同じ方向に

味覚というものは面白いもので、人々はそこに住む期間とか家族構成とかで結構変わるもののようだ。
私は少年時代は関東周辺で過ごしたから、魚もどちらかと言えば暖流系のものが好きだった。
ただ、例外的にサケは寒流系と思うが、関西でのブリよりは好きだった。
やがて、東北での１５年近くは寒流系の魚が好きになっていった。
タラとかホッケとかニシン、ムツは寒流系なのだろう、関西に住むようになってからは周りの友人知人にはこれらを好まない人が多かった。
このことに気がついたのはつい先日、のことだった。実は私は回転寿しの「ヒラメの縁側」が大好きで、これ

私たちが物理や数学を習った頃は今ほど沢山の単位を憶えなくてもすんでいた。
長さなどもせいぜい、キロ（k）、メガ（M）、ギガ（G）、テラ（T）くらいまででパ－セクなんて単位を知ったのはずっと後になってからでした。
小さい方だって、ミリ（m）、マイクロ（μ）、ナノ（n）、ピコ（p）ですんでいたし、それ以下の単位は実感が無かった。
国際単位系(SI)というのがあって、これにもとずいて単位が決められていることも知ったのはそんなに昔ではなかった。
ミクロンµという単位も 1.×10−6 = 1 µとばかり思っていたが、現在では国際単位系(SI)
にはない。
正確にはマイクロメ－

私も後数ヶ月で７０才になります。若いときからこの７０才代の事については想像もしておりませんでしたし、自分自身を振り返ってみるなんてこともしたことがありませんでした。
でも、ここに来ると「俺って何なのだろう」との疑問と人生について考えてみることが必要だとも思われてきました。
俺って何だろうということはつまりは人間とは何かということになりますし、死を迎えたときには人間としての生き方のどの当たりで人生が終わったのかとの納得をしたくもなってきます。
一般にパスカルの「人間は考える芦である」との言葉が流布しております。でも、このことばの本

ようやく花の便りが届くようになってきました。日本ではどういうワケか花鳥風月の中でも花と月見には酒がつきもののようだ。
花は満開のときが良いし、月も満月が酒に合う。取りとなっては駝鳥なんぞ見ながらでは酒も進まないし、風も秋の微風ならまだしも台風並みの暴風雨では到底落ち着いて飲めない。
まわりが静かだから酒でも飲んで騒ごうかという気分になるのか、そのせいか、まだ少し早いが花見の席などでは無礼講という。こんなことは最近はあまりはやらないようだ。上下関係がそんなに厳密でなくなったから改めて無礼講なんて断らなくともすむようになったのか。

イソップ物語にふたりの旅人が仲良く森を旅していました。そこに突然熊が現れて襲いかかってきました。旅人のひとりは木登りが得意だったので、木の高いところまで登ってました。 もうひとりの方は何も出来なかったので死んだふりをしてじっと寝ていました。
熊は臭いを嗅ぎ回っていましたが、死んだ物と思って何もしないで立ち去りました。
熊が立ち去ってから、木から下りてきた友人の旅人が、熊が君の耳元で何か言っていたけど、なんと言っていたんだいと聞きました。
死んだふりをしていた旅人は、熊はね、危険の迫ったときに自分一人で逃げ出す男とは旅をしないほう

バレンタインデ－が近づいてきた。もう、チョコを貰う機会は少なくなったが、それでも義理チョコのおまけみたいなものが届くことがある。
大概はご無沙汰している少し高級な店からだから意外と義理とはいえ高価な物が届くことがある。
贈る方は計算が出来ているのだろうが、貰う方はもしかしたらなんてみょうなスケベ心が湧いたりするからいささか落ち着かない。さらにそのチョコが高級なゴディバなんかのだったりするとなおさらみょうな疑惑が湧いてくる。
ゴディバのいわれを知っていて贈って来たのと、知らないで贈ってきた場合はまるでその意図が異なるからだ。
コディ

前回は倫理観について書いたが、少し書き足りないことがあるので倫理観２として書いてみた。
今我々が持っている倫理観は男性に都合が良くできているのか、それとも女性に都合が良いのか、まずこの辺から探ってみたいと思う。
猿をオス、メス同数づつを檻の中に入れて、自転車漕ぎのような機械に乗せて、ある回転数まで漕いだらメダルが出てくるように訓練して、そのメダルをある機械に入れるとバナナなどが出てくるようにしておくと、最初はオス、メス共に必死に漕いでメダルを手に入れバナナと交換する様になるそうです。
ここまでは比較的容易に訓練できるそうですが、

毎年のように行われている朝鮮通信使行列が「御堂筋フェスティバル」としてある。
この行列の元となった朝鮮からの使節団の通史(通訳)が書いた日記が残っていて、書名は失念したがこれには、当時の日本の風俗に筆が及んでおり、それには「日本人は大変淫乱な国民である」と記載されている。
当時の大阪は商業の町でもあったから江戸よりは遊女や遊廓、あるいは夜鷹と呼ばれるむしろ一つで春をひさぐ女性が多かったと見える。
儒教の影響の強かった朝鮮の人々から見れば日本人が淫乱な国民と見えたのもむりは無いだろう。
日本にだって儒教は入ってきている。倫理観の多くは

琵琶湖の(ヨシ)はアシが悪しに通じることからヨシと呼ぶ様になったそうだが、それはそれとして、最近このヨシが減少しているそうだ。
アシが減少すると水質改善や水鳥などの生態系にも大きな変化をもたらすそうで減少の原因を研究しているようで、どうも琵琶湖に流れ込む生活排水の中に含まれるリンなどが原因らしいと報道されている。
ところ変わって、エジプトのナイル河沿岸では3000年昔からパピルス紙にそして船などに利用されてきたパピルスが／３に減少しているそうで、れはアスワンハイダムなどが出来て治水が成功したために洪水などが起こりにくくなって、上流の肥沃