お盆休みは結局どこにも行かずに、孫娘と遊んでいました。夜には次の日の仕事がないので、差しぶりに痛飲しました。 んなんで、頭が痛い二日酔いです。最近はあんまり飲まなくなったので、二日酔いは久しぶりです。午前中は愛犬ヘクト-ルのお相手をしながらだらだらと過ごしました。 そのときに、ふと二日酔いというのは中国語辞典では宿酔というようだが、中国人の友人はそんな時の言葉は知りませんといっていた。 まさか二日酔いをしないわけでもないだろう。漢文には二日酔いをさますために「迎え酒」 というのをすることはあるという。酒能解宿酔だそうだ。これなら漢字だけ見ていても分かる。英語では二日酔いは辞書にはhangoverとある。では迎え酒と引くと電子辞書の悲しさそんな言葉は載っていない。 神戸大学名誉教授の一海知義先生の本には英語ではtake a hair of the dogというとあった。そうか、犬の毛を引っこ抜けば良いのか。 試しに愛犬の尻尾の毛を引っこ抜いてみたが、キャンといって逃げてしまった。 なんで犬の毛が迎え酒に良いのかについては、OED には載っているらしいし、「ライトハウス和英辞典」には載っているとのことだ。電子辞書は便利にはなっているがこういう言葉となるともうお手上げだ。あいにくOEDも持っていないし、手元にはライトハウスの物もない。 なんでも、狂犬病になったときに、犬の毛を傷に貼るか、飲むと解毒になるとの迷信かららしい。 そういえば日本では狂犬病対策が徹底しているせいか、もう30年以上発生していないそうだ。 中国には病気の部分に相当する部位を食べればその病気が直るという考えがある。 だから、病気といって良いかどうかは別にして、鹿のチンチンやオットセイのチンチンを食べると効くという。何に効くのかは知らない。 英語にもそんな考え方があったなんて知らなかった。 |