▼パルプドナチュラル精製方法 ブラジルで開発されたパルプドナチュラルとは脱果肉後の 粘着物(ミューシレージ)の残ったパーチメントコーヒーを 乾燥させる方法です。 ミューシレ―ジは傷みやすいですが、通常のウォッシュドよりも 甘味のある豆になる傾向があります。 果肉除去機(パルパー)にかける際に未成熟果実を取り除く ことができるため、ナチュラル(非水洗式)に比べて均一性が 高くなるという特徴があります。 この方式の最大の特徴は発酵槽を使わない点にあります。 中米では、コーヒーチェリーを剥いたあと豆の周辺に残る ガム状の粘着性分(ミューシレ―ジ)をミエルと呼ぶ。 蜂蜜のこともミエルと呼ぶのでミューシレ―ジの別称はハニー。 パルプドナチュラルのことをハニーコーヒーと呼ぶ人もいます。 ハニー成分はきれいに除去しないとコーヒーにダメージを 残してしまう反面、うまく残せば素晴しい風味を纏わせる 非常にデリケートで厄介な存在です。 ただ、ウォッシュドやナチュラルに比べると、 パルプドナチュラルはあまり流通していません。 ================= ◇自家焙煎の店 フクモト珈琲◇ http://www.fukumotocoffee.com/ https://www.facebook.com/fukumotocoffee ================== |