ちかさんからヘクソカズラをお試しになったとのこと、その勇気に敬意を表してイカをアップします。 今年は桜の木に虫が沢山付いたので普段はあんまり殺虫剤は撒かないのだけど、さすがに凄い数だったからやむを得ずに撒いた。 そのせいか、いつもよりカメムシの発生が少なかった。カメムシというとヘップリムシとして知られている。結構強烈な奴をぶっ放す、というのかへり出すというのか、小さいくせに意外と凄いものを出す。 私も時たま出すと、家中で女房や娘が大騒ぎするけど、こ奴に比べれば可愛いものだ。 そんな奴でもとりつかれる人もいるらしく、あの匂いを調べている人がいるのだそうだ。 こういう人は思わずそれだけで尊敬してしまう。 こういう人に出会って、臭いを嗅がれたりしたらなんだか私のすべてが分かってしまうようなのでなんだか怖い。 街角の占い師のおばさんから、あなたの運命はなんていわれるよりも、あなたのオナラの臭いからすると、近い将来なんていわれる方が怖い。 だからこの人はヘップリムシの臭いについてもちゃんと調べていて、その成分はウンデカン、4-オクソ-トランス-2-オクテノ-ル、トランス-2-デセニル酸など確かに臭そうな成分が20種類以上も混じっているそうだ。 ウンデカンなんてウンのでかいのようでもあるし、オクソなんとかにいたっては奥の方に溜まってましたので、なんて感じがする。 こ奴のおならはごめんだが、私の年代は吉永小百合はウンコもオシッコもましてやオナラなんかしない人だと思っていたから、彼女のだけは例外だけど、ヘップリムシのなかまにもヒメヘリカメムシというのがいて、姫がついているからさぞやそんじょそこらのヘヒリムシのメスとは違うのだろうとは見当が付く。 この人はこの姫のものを嗅いでしまったのだそうだ。で、どんな臭いだったかというと、 モノテルペン類がふくまれていて、バラや青リンゴの臭いなんだそうだ。さすがにお姫様は違うものだ。 お試しあれ、とあったが、姫の方と普通の方との区別が付かないから、一発お願いしますといっても、「あたしのでいいの」なんてただのメスのだったりしたら、どうしよう。 |