ものごとには手順があるということが解ってないのかな。やっぱり「お坊っちゃま」ですね。
「根回し」と言うと言葉は悪いですが、こういう重要なことは、すべて押さえてから発表すべきなんですよ。
普天間基地の移設問題の推移を見ていると、なんだか下世話な話と同じように滑稽に見えてしまうのはなぜだろう。 徳之島の住民は、基地は要らないと突っぱねている。 人情話で言うと、言い寄る男を女が振った構図だ。 嫌だと言っているのに、なお交渉を延長したいと申し入れている。 これが滑稽に見えてしまうのは、ストーカーと同じに見えてしまうからだ。 徳之島の住民と政府、双方が懸命に対峙している。 国の安全保障の重要問題を茶かすつもりはないが、この騒動を見ていると、徳之島住民、辺野古住民を説得しようとする政府は、振られた女にすがりつくストーカーに見えてしまうのだ。 ある評論家が言っていたが、国の重要課題である安全保障の問題なのだから、国の全自治体に基地の移転受け入れを募ったらどうかと。 私を好きになってくれる人いませんか、と全国に広告を出すわけだ。 この方が、嫌がる彼女に付き纏うストーカーにならなくて良いんじゃなかろうかと思うのだが。 事はそう簡単には運ばないのだろう。 大真面目で深刻な問題なのだが、政府の態度が、どうも滑稽に見えてしようがない。 |