先日は姫路市の郊外へホタルを観にいった。

毎年、家族や友人を誘って弁当を持って観にいくことにしている。

ふつうはホタルを観にいくことは「蛍狩り」というが。

なにしろ弁当を持って美味しものを食べながら、舞い飛ぶホタルをのんびり眺めるので「ホタル見物」というのが適当だろうと思う。

要するに夜桜見物と同じ要領だ。

川原の土手に座ってホタルの乱舞を眺めながら御寿司などを頂く。

年中行事の一つだ。

ただし、騒いだり、ゴミを散らかしたりは絶対にしないこと。

なので「ホタル見物」は広まらないほうが良いと思う。

「お通夜の弁当」のようにひっそりと頂きながら見物するのがよい。


おすすめはカップルで手をつないで、のんびり散歩しながらホタルを眺めることだろう。


若い人達には弁当を持っての「ホタル見物」はお勧めしない。



「物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂かとぞみる】(和泉式部、後拾遺1162)