2017年九州北部豪雨:雨は天災だが結果は人災だと思う!!。
2017年九州北部豪雨:雨の降った量とエリア及びタイミングは天災と言う他無いのだがその結果起きた土砂災害、河川の氾濫、多くの人命が失われたことは”人災”だと思う。
朝倉市も他の自治体と同様に平成24年7月九州北部豪雨 以前(平成21年6月に筑後川、佐田川、小石原川を対象とした朝倉市洪水ハザードマップを作成しました。)にハザードマップを作成しています。自治体レベルでは今回の被災地の危険性は把握していたことになります。
・洪水ハザードマップ| 朝倉市
勿論、災害防止にかけられる費用には限度があり制限が有るのは理解できますが危険地域には特別な連絡法や一定以上の降雨が有った場合取るべき行動を周知する必要が有ると思います。
報道では”こんな雨は経験がない”と地元の方が答えていましたがそれは狭いエリアでの経験であり、県内、北部九州、九州と視野を広げていけば今回のような被害は規模は違っても同じようなメカニズムの被害は5年に一回は発生しているように思えます。
そして大きな被害を受けた地域では、再発は少ないので被害を受けて政府の激甚指定を受ければ災害復興が速攻で行われ人も技術もお金も集中的に投下されるのだろうと思っています。
山間部の土砂災害の危険性は把握していても何かが起きるまではとを出さないのは民事介入に慎重な警察の体制によく似ています。
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