埼玉県羽生市から、羽生市少年少女合唱団の定期演奏会プログラムが送られてきた。 この定演の最後に歌われたのが、 矢辺たけを作詞、城山如水作曲の「さよならの歌」 この曲を作曲したのは、思えば4半世紀前、もう25年以上も前のことになる。 「さよならの歌」が羽生市の学校の卒業式で歌われているのは聞いていた。 羽生市少年少女合唱団のプログラムに私が作曲した、その他の曲もあがっている知らせも時おり届いていた。 今年の定演では最後に皆さんで「さよならの歌」を大合唱されたそうだ。 歌の生命というのは不思議だ。 作曲者である自身は忘れていても、25年以上も歌い継がれている。 歌い継いで下さった方々に感謝の思いがわく。 「歌は作曲者の手を離れて一人歩きする・・・それが歌の生命というものです」とは、日本童謡協会長の藤田たまを先生がよく言われていた言葉だ。 25年以上も一人歩きしている、私が生み出した歌達を、褒めてやりたいような親心のような気持ちになる。 すばらしい詩を書いて下さった、矢辺たけを氏(羽生市文化功労賞受賞)にも感謝したい。 |