今朝は、オカリナ、フルート、ピアノのアンサンブル~「セシリア」の合わせをした。 近々、ホスピスでのコンサートを控えているため。 合わせの内の一曲、「風の記憶Ⅰ(城山如水作曲)」はオカリナ、フルート、ピアノの為の曲。 中心音をAとするドリアの組曲で、3章からなる。 第1章・・・風の如く、軽快に。どこか地中海の風のように聞こえる、軽やかな第1曲。 第2章・・・追想、レント。緩やかに感傷的な気分が流れる。しかし暗くはない。 第3章・・・四分の三拍子、アレグロ。終曲らしい快活な曲。軽やかな中にも感傷を秘めた楽想。 全体に透明な感傷が漂う、ドリアの風。切れ切れに風に運ばれそうな、透明な記憶たち。 「風の記憶」はシリーズの組曲。その第1集、第1曲。 オカリナ、フルート、ピアノのアンサンブル、「セシリア」で演奏してみたら、とても透明感がある。 ピアノ伴奏でオカリナ独奏、あるいはフルート独奏、でも奇麗だ。 「風の記憶Ⅰ」は長年一緒に仕事をして、このたび遠くに転居して行ったフルーティストの友人に捧げる曲。 またいつか一緒に演奏できる時もあるだろう・・・ |