新聞に紹介されていました。直木賞受賞作、「蜜蜂と遠雷」遠田陸。構想から12年、取材11年、執筆7年をかけた、著者渾身の超大作とのことですが、音楽を小説であらゆる言葉を集めてで表現したと、新しい表現方法に選考委員が絶賛してました。 どんな言葉で音楽を表現したのだろう。いつかか読んだらまた感想を書きたいと思います。このところ読書とは遠ざかっています。前に遅咲きの女流作家誰だっけ、「春燈」「朱夏」「櫂」の3部作を書いた人。2~3年前に亡くなりましたが。 始めの出会いは映画で、どぎつい感じだったからこの作家は嫌いでした。でも、この自伝の3部作を読んで文章にぐいぐい引き込まれてあっという間に読み終わりました。 一見嫌いなものも、結構ハマってしまうという事が時々あります。そんなことがあるので初めから食わず嫌いは損すると思いますね。でもよく、ものすごく感動したからと続けて3回も読んだとか言う人がいますが、 感動しても、また同じものを何度も読みたいとは思いません。でも子供の頃に読んで大好きだった「アルプスの少女ハイジ」は二十歳の頃また読みたいと買ってて読んだこともありますけど。 もう一つ大好きだった本は「フランダースの犬」考えて見れば、この2冊は何度読んだか分かりません。両方とも美しい自然の描写が素晴らしかったからかな? 子供の頃には一度も読んだことなくて、大人になってから読んでハマってしまい シリーズで読み続けたのが「赤毛のアン」です。今度読みたいと思ったこの「蜜蜂と遠雷」はどんな表現だろう?音楽が聴こえてきそう? |