今日は、第1回富士山マラソンに参加しました。 昨年まで、河口湖マラソンとして36回の歴史を数える大会が、 河口湖を2周するコースから、西湖を加えた周回コースに変更され、 今年から新たなマラソンに生まれ変わりました。 昨日の23時新宿発の夜行バスで現地入り。 朝までバスの中で仮眠します。 といっても、あまりよく眠れませんでした。 辺りが明るくなってきた6時頃に、 買っておいたおにぎりをバスの中で食べて朝食。 着替えて外に出ると、冠雪した富士山が迎えてくれました。 河口湖駅で参加賞のTシャツとサングラスを受け取り、 スタート地点に向かいます。 この大会は、ナンバーカードや計測チップは事前送付なので、 当日受付はありません。 荷物を預けさえすれば、すぐにでもスタートできる体制ですが、 寒いので、スタート地点近くの休憩所でトイレやストレッチをして 時間をつぶします。 7時30分過ぎに荷物を預けてスタート地点に移動。 私は陸連登録のAブロックなので、ほとんどスタートロスはありません。 しっかりカメラまでもって、マジレースでもないのに申し訳ない感じです。 この時点でもまだ気温は零下。 今日のウエアは、ファイントラックのアンダーに、 パタゴニアのウィンドシールドジャケットを重ねていますが、 スタートまでは寒いので、その上にビニール袋をかぶっていました。 7時45分から開会式。 溝畑・元観光庁長官や、瀬古さん、有森さん、さらには、 なでしこジャパンの佐々木監督やオバマ大統領(ノッチ)に サンプラザ中野さんなど、豪華ゲストのご挨拶。 8時15分にスターターの菅原文太さんの号砲で、 約1万7千人のランナーが一斉にスタートしました。 今日のレースは、シーズン初戦でもあり、 30キロまではキロ5分半(5キロ27分30秒)のペース走でいって、 そのあと余力があればペースアップしようと考えていました。 最初の5キロはスタートロスが7秒に、 トイレタイムや写真撮影タイムもあって、28分25秒。 次の5キロで27分23秒と、ほぼ設定ペースに乗りました。 だんだん身体も温まり、自然にペースアップして、 15キロまでの5キロは26分31秒。 次の5キロはまたまたトイレタイムがあって27分43秒。 この大会、トイレが多いのはとても評価できる点だと思います。 それでも、20キロの通過タイムは1時間50分2秒と、 設定タイムから2秒しかずれていません(うーん、神業)。 20~25キロの区間には、コース一番の難関、1キロの急坂があります。 歩いている人も多いですが、トレイルの登りに比べれば、 まだまだ十分に走れる登りです。 ここらあたりからごぼう抜き状態になりました。 自然にペースが上がってきたので、無理に抑えることはせずに走ります。 25キロまでの5キロは、急坂があったにもかかわらず、25分41秒。 ところで、今回のマラソンでは、一切補給食を持ちませんでした。 エイドで時々バナナやチョコなどをつまむ程度。 だんだん補給が少なくても走りきれるようになってきたようです。 そんな中、25キロ過ぎのエイドに、珍しく味噌汁があったので、 「おー、これはいい」と、口をつけたら、これがアツアツで、 思いっきり口の中を火傷しました(涙)。 30キロまでの5キロは火傷もあって、26分4秒。 まだまだいっぱいいっぱいという感じではないので、 ここから予定通り、意識的にペースを上げていくことにしました。 ちょうどいいペースで走っている女性ランナーがいたので、 彼女と並走しながら、ペースが落ちてきたランナーを 次々にかわして走って行きます。 35キロまでの5キロが24分8秒。 残り7キロになったので、さらにギアを変えてペースアップ。 40キロまでの5キロは、キロ4分半を意識して走りましたが、 ちょっと足りずに22分55秒(キロ4分35秒ペース)。 40キロを過ぎると、沿道には人が鈴なり。声援も一段と大きくなります。 最後の直線で、叫び声をあげながら激走しているランナーがいたので、 私も並走して、二人で叫び声をあげながらゴール。 ちなみに、最後の直線はキロ3分29秒ペースでした(笑)。 ゴールタイムは3時間38分21秒。 激走ランナーと握手をして健闘を称えあいました。 コースを振り返って一礼。楽しく走らせてもらって感謝です。 富士山、河口湖と西湖、紅葉を眺めながら、気持ちよく走れましたし、 ペース走や、その後のビルドアップもしっかりできました。 その結果、前半1時間55分34秒、後半1時間42分47秒の 大幅なネガティブスプリットを達成。 ロードの初戦としては、いい走りができたと思います。 いよいよこれからロードシーズンが始まります。 目標レースである別府大分毎日マラソンに向けて、 これから一歩一歩ステップアップしていければと思います。 |