今日は、草加ふささらマラソンに参加しました。

このマラソン、昨年３月に草加市制５０周年を記念して
創設された大会ですが、草加市民のあたたかいもてなしや
ゲストランナーが高橋尚子さんということもあって、
いきなり2009年の「全国ランニング大会100撰」に
選ばれた大会です。

秋シーズンの最初のハーフとして、１１月の
フルマラソンに向けた、速いペースで走る練習のつもりで
エントリーしていたのですが、何と昨日、駒沢公園での
ロング走で右足の腱を痛めてしまいました。
ここ１週間で１３０キロ以上走ったので、
足が悲鳴をあげたのかもしれません。

直後は歩くのさえままならない有様。
すぐに公園の水道でアイシングをして、何とか
家にたどりつき、再度本格的にアイシングをして
消炎剤を塗りまくります。

「あー、やっちゃった。明日はDNS(Do Not Start)か。。」
と思いましたが、アイシングの効果か、しばらく経つと
痛みが治まってきたので、夕方には、
マジ走りは無理にしても出場自体はできるかも、
と思えてきました。

今日はスタートが７時半と早いので、朝は４時半起き。
かなり痛みが引いてきたので、ゆっくり走るなら何とか
大丈夫そうです。念のためテーピングをして、
痛み止めのロルフェナミンを飲んで家を出ます。

スタート会場の草加公園に着いたのが７時頃。
スタート３０分前とかなりぎりぎりですが、
この大会はゼッケンも計測チップも事前送付なので、
これでも大丈夫なのです。
着替えをして荷物を預けたらちょうどスタート１０分前。

いつもはスタートロスを少なくするため、
かなり前の方に並ぶのですが、今日はゆるジョグでしか
走れないので、後ろの方でまったりとスタートを待ちます。
ついでにゆるジョグムードを盛り上げるため、
i-Podで音楽を聞きながら走ることにしました。
（ちなみに、曲は、AKB48です（笑））

７時に草加市長の号砲。後ろの方なので、なかなか
走りだせません。スタート地点まではゆっくり歩きです。
高橋尚子さんもスタートを見送ってくれます。
スタートロスは約２分４０秒でした。

途中で足が痛くなると困るので、なるべく蹴らないように、
足を置くようにしてゆっくりゆっくり走ります。
当然、スピードは出ませんが、何とかキロ６分３０秒から
７分位では走れます。
まあ、今日はAKB48とともに楽しんで走ろうと決めます。

しばらくすると、後ろの方から歓声が。
何と、全員のスタートを見送った高橋さんが、最後尾から
みんなに「頑張って！」と声をかけながら走ってきます。
気付いた時には抜かされていました。さすがに早い。
でも、せっかくのチャンスなので、ここだけは頑張って
追いついてハイタッチしてもらいました。

沿道には多くの市民が出て声援を送ってくれ、草加市民の
あたたかいもてなしの心が伝わってきます。
周りの景色を楽しみつつ、声援に御礼をいいながら
走ります。高齢者や子供たちも多く、元気が出ます。
声援してくれる子供たちにお菓子を配りながら
走っていた仮装ランナーがいたのには感心しました。

８キロぐらい走ったところで、そういえば関門が
２か所にあったことを思い出しました。
最近、ほとんど関門を意識したことはなかったので、
今回もよくチェックしていませんでした。
「関門に引っかかったらシャレにならないなあ。でも、
ギリギリの通過というのはちょっとカッコいいかも。」
などと思っていたら、８．４キロで関門が登場。
関門締切の９分前の通過でした。
まあ、これなら今のペースさえ維持できていれば
次の関門も大丈夫そうです。

折り返し点を過ぎると、周りには歩いている人の姿も。
私はゆっくりペースではありますが、まったく元気なので、
一人で思い切り愛想を振りまきつつ走ります。

後半は念のため給水所ごとに立ち止まって、氷をもらい、
足をアイシングするようにしました。
給水所のボランティアが心配して
「大丈夫ですか。走れますか。」と声をかけてくれます。
ありがたいことです。

終始キロ６〜７分のゆっくりペースを守ったことと、
アイシングをしながら走ったことで、何とか最後まで
ひどい痛みも出ずに走ることができました。

ゴール地点では、またまた高橋尚子さんがお出迎え。
２度目のハイタッチをしてゴール。
２時間２１分４４秒でした。
（ちなみに制限時間は２時間３０分です。）

歴代最高（？）記録をマークしてしまいましたが、
最後まで楽しく走れたのでよかったです。
それにしても早く足を治さないと。