今日は、熱海にバイク練習に出かけました。
9月の「The PEAKS ROUND6」のコースの一部を試走するためです。

The PEAKS というのは、「日本最高峰の山岳ロングライド」、
といえば聞こえはいいですが、要は、坂バカの変態イベントです。

これまで4回開催されており、
今年は7月に第5回が、9月に第6回が開催される予定ということで、
私は怖いもの見たさで、9月の大会にエントリーしました。

このイベント、主催者によれば、「完走できるかどうか分からない、
痺れるくらい刺激的で興奮するイベント」にするということで、
とにかく累積標高が半端じゃないです。

9月の大会は、距離が172キロ、累積標高は5154mもあります。
制限時間は11時間。

コースには熱海峠、十国峠、箱根峠、大観山、山伏峠、亀石峠など、
名だたる峠がずらり。
これを単に登るのではなく、往復するのがエグいところです。

私は、昨年10月に出た距離202キロ、累積標高4214mのブルベで、
10時間46分かかっていますので、正直、今の実力では、
完走は危ういと言わざるを得ません。

とはいえ、まだ大会までは半年あります。
その間にしっかり練習を積めば何とかなるかもしれません。

今日の試走は、山伏峠と亀石峠を含む南ルートの57キロ。
累積標高は1971mです。

大会では、南ルートの制限時間は4時間となっているので、
少なくとも4時間以内で完走するのが今日の目標です。

朝6時に車で出て、スタート地点である「かんぽの宿熱海別館」に
7時45分に着き、7時53分にスタート。

南ルートは熱海から宇佐美までの往復で、途中に3つのピーク
（頼朝ラインの一杯水付近、山伏峠、亀石峠）があります。
往復ですので、これらのピークを6回登ることになります。

路面凍結を心配していましたが、大丈夫そうです。
走り出しは寒かったですが、すぐに汗が吹き出してきました。

来週の400キロブルベの装備チェックも兼ねているので、
DHバーにGPS、キューシートホルダーにライトなど、
いろいろつけてきたので、自転車が重いです。

高度が上がってくると、海がきれいに見えます。
つかの間癒されながら、ひたすらペダルを回します。

1時間弱で、山伏峠に到着。
大会では、ここで通過証明となるチップをもらうことになるので、
試走でも同様に一旦止まって、再スタート。

一旦下り、今度は亀石峠に登ります。
山伏峠の登りほど長くなかったので、助かりました。
ここからは折り返しの宇佐美まで一気の下り。

折返地点のセブンイレブンでトイレに行き、飲み物を買って小休止。
大会でもここで買い物をしてレシートを提出するのです。

ここまで1時間40分ほど。
このペースで行けば、なんとか4時間は切れそうです。

一気に下った急坂を登り返すのは心理的に辛いですが、
とにかく我慢、我慢で回して、何とか亀石峠に到着。
残り20キロちょっとです。

一旦下って山伏峠に登り返し、あとピーク１つを残すのみ。
ところが、この最後の頼朝ラインの登りが最大斜度20%の激坂。
なんとかダンシングで乗り切りましたが、まだ急坂は続きます。

「もう足着いちゃおうか」と10回くらい思いましたが、
その度に「あと200mだけ頑張ろう」と自分を励まして、
とうとう最後のピーク、頼朝ラインの一杯水に到着。

ここまで3時間25分。4時間切りは確実です。
最終的に3時間38分で無事ゴール。

かんぽの宿で海鮮丼を食べ、温泉に入ってから帰路に着きました。
ほとんど渋滞もなく、15時前には帰り着きました。

いい練習になりました。ただ、フレッシュな足でこの辛さですから、
大会で、北ルート115キロ、累積標高3183mの後にここを走るのか、
と思うと、気が滅入ります。。。


スタート(かんぽの宿熱海別館) 7:53
山伏峠(13.4K地点) 8:50 *3分休憩
亀石峠(22.3K地点) 9:20 *2分休憩
宇佐美折り返し(28.8K地点) 9:32　*5分休憩
亀石峠(35.5K地点) 10:14　　
山伏峠(44.3K地点) 10:44　*2分休憩
頼朝ライン一杯水(53.4K地点) 11:18　*3分休憩
ゴール(かんぽの宿熱海別館)(57K地点) 11:31

走行距離 57キロ　走行時間 3:38 累積標高 1971m
正規化パワー 124 w　平均/最高パワー 102/214 w
平均/最高速度 17.2/61.6 kph
平均/最高心拍 140/182 bpm
平均/最高ケイデンス 59/81 rpm