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2012年10月09日(火) 
今回のハセツネ完走で、日本三大山岳レースを完走したわけですが、
それぞれとても個性のあるレースでした。

(1)富士登山競走
 今年で65回を数えるもっとも歴史のある大会。
 優勝者には内閣総理大臣賞が贈られる格の高い大会。
 距離は21キロと短いが、全て登りの特殊なコース。
 5合目コースでの実績がないと出られず、出場資格が厳しい。
 山頂コースを完走するまで最低2年かかる。
 制限時間と関門の設定が非常に厳しく、完走率が低い。
 高地で酸素濃度が薄くなるため、低酸素状態に耐える訓練が必要。
  平日開催のため、仕事を休む必要がある。
 ゴール後速攻で5合目まで自力で下山する必要がある。
 レース自体はきついが、意外とレース後のダメージは少ない。

(2)北丹沢12時間山岳耐久レース(キタタン)
 コースはアップダウンに富んでおり、スピード感あるレースが楽しめる。
 一定の実績がないと第1ウェーブのスタート組に入れない。
 真夏のレースであり、暑さ対策が重要。
 ロード区間も結構あるので、平地の走力も試される。
 車で日帰りの参加が可能。
 ゴール後はすぐに天然のアイシングができる川や温泉がある。
 下りを激走すれば、それなりに怪我のリスクも高い。

(3)日本山岳耐久レース(ハセツネ)
 3つの中では最も距離が長い(71.5K)。
 長時間のトレイルを走り切る持久力とレースマネジメントがカギ。
 必ず夜に走ることになるため、ライトの装備と夜間走行の訓練が必要。
 エイドがないので、水・食料をはじめ、装備が重要。
 制限時間は24時間と極めてゆるいので、あきらめない強い心さえあれば、
 完走自体は比較的容易。
 ゴール後は始発電車まで体育館等で過ごす必要がある。
 レース後のダメージが大きい。

あえて一言でいえば、
 富士登山競走は「時間との闘い」、
 キタタンは「コースとの闘い」、
 ハセツネは「自分との闘い」
ということでしょうか。

この3つを完走したことで、私のトレラン経験値はかなり上がりました。

今後、これらで培った能力をさらに高めつつ、
また新たな目標に向かって挑戦していきたいと思います。

閲覧数2,155 カテゴリ日本山岳耐久レース(ハセツネ) コメント2 投稿日時2012/10/09 23:43
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2012/10/13 23:25
    見城語録さん
    ハセツネ、お疲れ様でした!+三大耐久レース完走おめでとうございます!桜島さんの文章は読みやすくリズムがいいので一気に読めました。桜島さんのRUNのようですね~。
    レース中盤は苦しかったようでね。私もです。でも、なんとかゴールできました。
    また、山でお会いしましょう。
    次項有
  • 2012/10/14 17:55
    > 見城語録さん
    お互い苦労しましたね。
    十分試走や練習を積んだつもりでも、なかなか本番でその通りにいかないところが、ハセツネリピーターが多い理由かもと思いました。
    でも、タイムはともあれ、完走したんですから、胸を張りましょう!
    またお目にかかれるのを楽しみにしております。
    次項有
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