私の中では、距離的には３分の２ですが、66.5キロの
レストステーションまでを前半と考えていました。

というわけで、前半編の最後、レストステーションまで。

６０キロを過ぎたあたりから、何となく身体に
熱がこもってくる感じがしてきました。

エイドごとにしっかり水やスポーツドリンクを飲んで
給水はしているのですが、おそらく、今から考えると、
早くレストステーションに着きたい、という気持ちで、
ペースが若干上がってしまったせいなのでしょう。

６６．５キロのレストステーションに７時間３５分で到着。
ここは第２関門地点。
関門閉鎖は９時間４０分なので、２時間の余裕です。
まあ、何とかここまできました。

レストステーションのエイドでは、通常の食べ物のほか、
名物の豚汁があります。
（具も食べやすく細切れにしてあるのです。）
しかし、どうも食欲がありません。
ほかにもいろいろとおばちゃんたちに勧められますが、
とても食べられず、とりあえず強力に勧められた豚汁だけを
むりやり流し込みます。

ボランティアの中高校生が、スタート地点で預けた
荷物袋を手渡してくれます。

荷物袋から着替えや後半の補給食をピックアップします。
退屈した時用に、iPodも預けていたのですが、
音楽を聞かなくても、ここまで「自分との対話」で
十分退屈しませんでしたので、iPodはピックアップせず。

一方、ガーミン405の充電はここまでで完了していたので、
ウェストポーチの荷物を少しでも軽くするため、
充電コードやモバイルブースターはゴール地点行きの
荷物として預けてしまうことに。

それにしても暑い。ビニールシートを敷いた休憩所に
巨大扇風機があったので、シャツの着替えをしながら、
これにあたって涼をとることに。

靴はできるだけ脱ぎたくなかったのですが、扇風機に
あたるためには脱がざるを得なかったので、仕方なく
靴を脱いでビニールシートに上がりました。

シャツを脱いで扇風機にあたります。あー、いい気持ち。
いつまでもこうしていたい気分です。
周りを見ると、寝ている人も多数。
昼寝しているのか、それともグロッキーなのか。

私もゆっくり休憩したい誘惑に駆られますが、
心を鬼にして、着替えを済ませます。
シャツの色は赤から青にチェンジ。

再度、靴を履こうとすると、おや？靴がきつい。
足がむくんでしまったのでしょう。

なんとか靴を履き、水をかぶり、シェイカーに
フィードバックプロテインとショッツエナジージェルを
入れ、水を入れてもらい、シェイクしながら
レストステーションを出発。

わりとすぐに出発したつもりだったのですが、
結局１５分ほどの滞在時間になってしまいました。

それでも、レストステーションを８時間経過前に
出発することができたのは上出来です。

時刻は正午前。これからは、暑さとの闘いです。