今日は、新宿シティハーフマラソンに参加しました。
毎回自己ベストを更新しているゲンのいい大会で、
これで３回目の参加です。

６時に起きて、朝食を食べ、７時前に家を出ました。
国立競技場には当日受付開始の７時３０分過ぎに到着。
このレース、会場が近いのがいいですね。
受付を済ませ、まずはトイレへ。まだ早いので空いてます。

それから着替えて、軽くウォーミングアップ。
あまり日が出ていないので、結構寒いです。

８時３０分過ぎにスタート地点に移動。早めに行って、
先頭から４列目ぐらいの好位置を確保します。

昨年のこの大会で、キロ４分ペースを初めて切って、
自己ベストの１時間２４分０９秒（キロ３分５９秒）を
出したのですが、その時のガーミンの記録をみると、
２１．４キロで平均ペースが３分５６秒でした。

つまり、距離ロスが約３００ｍあるので、
キロ３分５９秒で走るためには、それよりキロ当たり
３秒早いペースで走らなければならなかったというわけです。

今回の目標は、１時間２４分切り（キロ３分５８秒ペース）
に設定していましたので、去年と距離ロスが同じだとすれば、
キロ３分５５秒で走ればいい計算になります。

というわけで、今日はガーミンを見ながら、できるだけ
キロ３分５５秒のイーブンで走ろうと計画しました。

９時に号砲。スタートロスが２秒で、最初の１キロが
３分５７秒。計画どおりです。
最近ほとんどスピード練習をしていないので、
結構最初から苦しいのですが、まあ、５キロ過ぎれば
体が慣れるだろうと思って、我慢してペースをキープします。

ガーミンで３分５１〜５２秒平均のペースで走り、
おー、悪くないな、と思っていたら、
５キロ地点の通過が１９分４９秒。
うーん、キロ３分５８秒弱のペース。
思ったより距離ロスが大きいようです。でも、ここからです。

できるだけペースの合うランナーを探して、
引っ張ってもらうようにします。
次の５キロはガーミンではキロ３分５０秒を切るペースまで
上げて走ったつもりなのですが、
１０キロ地点の通過タイムは３９分３１秒。
１０キロでキロ４ペースから３０秒弱しか
貯金できていません。ちょっとへこみます。

自己ベスト更新のためには、
さらにペースを上げないといけません。
最後までもつかどうか分かりませんが、
自己ベスト更新しか考えていなかったので、
思い切って行くことにしました。

１５キロ地点通過が５９分０８秒。
ようやくキロ３分５６秒強のところまでもってきました。

１５キロを過ぎると御苑トンネルに入ります。
電波が切れるのでガーミンは使用不能。
近くの元気そうなランナーに着いていくことだけを
考えて走ります。

トンネルを出ると、周回遅れのランナーたちと合流します。
走りにくいことこの上ないですが、仕方ありません。
ペースは３分４７秒から５８秒まで大きく出入りしています。
かなりの疲労感も出てきて、ペースが落ちそうになるのを
必死にこらえます。

都心を走るので、沿道の声援が多いのがこのレースの
いいところ。「記録より記憶に残る走りを」というボードを
掲げて応援している人がいましたが、私は心の中で、
「今日の自分には記録の方が大事なんです」と叫んでました。

それにしても、なかなか２０キロ地点が出てきません。
私のガーミンではとっくに２０キロ過ぎているのですが、
そんなに距離ロスが大きいんでしょうか。

やっと出てきた２０キロ地点。
通過タイムは１時間１９分５５秒。目を疑いました。
この５キロに２０分４７秒もかかってるじゃないですか。
自分ではキロ３分台は維持していたつもりだったんですが。

これでは、去年の自分にも負けそうです。
あと１キロちょっとしかありませんが、必死にスパート。
去年は競技場内のチアガールに手を振る余裕が
あったのですが、今年はそんな余裕もありません。

ゴールしてガーミンを見たら、何と「１時間２４分０９秒」。
去年と全く同じタイムじゃありませんか。
くーっ、あと１秒でも早ければ自己ベストだったのに。

それでも、もしかしたら公式記録は違うかも、
と一縷の望みをかけて完走証発行所へ。
出てきた完走証をみると、やっぱり、
１時間２４分０９秒でした（涙）。

１年前より早いペースで走ったつもりだったのですが、
距離ロスが去年より大きかったようです。
それとも、ガーミンの精度が悪かったのかなあ。

ゴール後、国立競技場トレーニングセンターのサウナで
汗を流しながら、こみあげる悔しさを噛みしめました。
「１秒の重み」を実感した一日でした。

来週、クラブの公式レースである
千葉マリンマラソン（ハーフ）に出場します。

今日自己ベストを更新したらファンランにしようと
思っていたのですが、あまりにも悔しすぎるので、
来週に再度自己ベスト更新に挑戦しようかと思案中です。