トレランレースの場合、試走が非常に重要です。

今回もできれば何回かに分けてコース全体の試走をしたかったのですが、
ＳＴＹの場合、陸上自衛隊東富士演習場内を通ることもあって、
試走禁止区間が設定されていることと、アクセスの関係もあり、
試走は、Ａ７の道の駅すばしりからＡ１０の富士小までの区間と、
Ａ５の水ヶ塚公園からＡ６の太郎坊までの区間しかできませんでした。

それでも、この２回の試走で、山岳地帯はほぼカバーしましたので、
大体の感じはつかめました。

大会本部から発表されるコースマップには、
速い選手と遅い選手の各エイドの予想通過タイムが示されており、
これと自分の試走タイムを照らし合わせ、各エイド間の所要時間を
おおむね次のように見積もりました。

スタート～Ａ５（水ヶ塚公園）２：００
Ａ５～Ａ６（太郎坊）　　　　１：３０
Ａ６～Ａ７（すばしり）　　　１：３０
Ａ７～Ａ８（山中湖きらら）　３：００
Ａ８～Ａ９（二十曲峠）　　　１：３０
Ａ９～Ａ１０（富士小）　　　３：３０
Ａ１０～ゴール　　　　　　　４：００

これで所要時間の合計は１７時間になります。

さらに、大休止ポイントをＡ７、Ａ８、Ａ１０の３か所と計画。

Ａ７の道の駅すばしりには、ちょうど１８時頃に到着するはずなので、
ここで夜間に備え、着替えをし、ライトの準備をして出発、

山越えを終えたＡ８の山中湖きららでしっかり休んで体力を回復し、
次のＡ１０までの長い山越えに備えます。

Ａ１０までくれば、ほぼ完走は間違いないので、
最後の区間をしっかり走れるように十分な時間をとって休憩し、
場合によっては仮眠して明るくなってからスタートしてもいいかな
と思っていました。

実際はどうだったかといいますと、

スタート～Ａ５（水ヶ塚公園）１：５９
Ａ５～Ａ６（太郎坊）　　　　１：１４
Ａ６～Ａ７（すばしり）　　　０：５８
Ａ７～Ａ８（山中湖きらら）　３：００
Ａ８～Ａ９（二十曲峠）　　　１：２１
Ａ９～Ａ１０（富士小）　　　３：５１
Ａ１０～ゴール　　　　　　　３：１６

で、走行時間の合計は１５時間３９分で、計画を上回る走りでした。

これにエイドでの休憩が、

Ａ５　０：０４
Ａ６　０：０３
Ａ７　０：３５（着替え含む）
Ａ８　０：２６
Ａ９　０：２７
Ａ１０　２：０９（仮眠含む）

で計３時間４４分、合計で１９時間２３分でした。