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2015年10月04日(日) 
今日は、新潟県と群馬県の県境にそびえる深山の弧峰・平ヶ岳に、
紅葉を見に行ってきました。

この山、百名山の中でも日帰りが難しい山として有名です。
奥只見の山奥でアクセスが悪い上に、
登山道は基本的に鷹ノ巣からの1本だけ。
それも途中に山小屋はなく、コースタイムが登りだけで6時間半。

まあ、でも、トレイルランナーにとっては、
コースタイムの長さはあまり気になりません。

問題は登山口までのアクセス。
関越自動車道を小出IC(湯沢や越後石打よりもまだ先)で下り、
さらに奥只見湖のクネクネ道を延々走らないといけません。
運転していて車酔いになりそうでした。。。

朝早く登山口をスタートするため、土曜日早めに夕食を食べ、
3時間ほど仮眠して、0時に家を出ました。

結構飛ばしたのでさが、それでも登山口に着いたのは4時半。
まずはコンビニで買ったサンドイッチで朝食。

明るくなるまで待って出発しようと思っていましたが、
空が雲に覆われていてなかなか明るくならないので、
ヘッドライトをつけて5時前に出発しました。

すぐに瘦せ尾根に出ます。天気がよければ最高なのでしょうが、
あいにく辺りはガスに覆われています。
燧ケ岳の眺望で有名な下台倉山からも、何も見えず(涙)。

岩場、ロープ場が続きますが、景色があまり見えないこともあり、
恐怖感はゼロ。先行している登山者を抜きまくり、先を急ぎます。

白沢清水の手前で、休憩していたトレイルランナーを抜くと、
話しかけて着いてきました。長野から来たKさんという方で、
今年だけで百名山を53座日帰りしたとか。

「ちょっと気持ちが切れかけてたんで、助かります」と言われ、
ここから一緒に行くことにしました。

やはり一人より二人の方が頑張れます。
ペースアップして、一気に池ノ岳の姫ノ池まで登りきりました。

ここまで来ると、それまでの急な登りが一変。
池塘が点在する高層湿原の草紅葉が一面に広がります。

このあたりから、一気に団体客が増えて賑やかになりました
実は、平ヶ岳には、長ーい正式登山ルート以外に、
山小屋に泊まった団体客のみが使える、短い裏ルートがあったのです。
せっかく苦労して登ったのに、ここに来ての混雑はちょっと興ざめ。

尾瀬を思わせる木道を歩き、山頂に行く前に名物の「玉子石」へ。
大きな岩の上に玉子石が乗っているように見えるのですが、
実はひと続きの花崗岩でできており、風化が進み、
節理に囲まれたかたまりのしんが残ったものが、玉子石です。

ガスが小雨に変わり、おまけに風が吹き付けて寒いです。
キャプリーン2で登ってきましたが、たまらずシェルを着ました。

記念写真だけ撮って、山頂へ。山頂は何の変哲もないところでした。
山頂付近で大展望を満喫しながら食べようと、
山専ボトルとカップヌードルを持ってきたのですが、
寒くてそれどころではありません。速攻下山にかかります。

下山にかかってしばらくすると、雨も止み、雲の切れ間から太陽が。
ガスが晴れて、山々の紅葉を楽しめるようになりました。

ここからは、色鮮やかな紅葉を楽しみながら、快調に下り、
6時間余で登山口に戻ってきました。

Kさんとは「またどこかの山で会いましょう」と、
ガッチリ握手をして別れました。

帰りは、小出IC近くの見晴らしの湯「こまみ」で汗を流し、
お土産に魚沼産コシヒカリの新米を買って帰りました。


自宅 0:00
関越道小出IC 3:00

平ヶ岳登山口 4:30(朝食、準備)
スタート 4:54
下台倉山 6:15
台倉清水 6:53
白沢清水 7:14
姫ノ池 7:47
玉子石 8:05(10分休憩)
平ヶ岳山頂 8:36
白沢清水 9:23
台倉清水 9:45
下台倉山 10:25
登山口 11:00

走行距離 22.6K 走行時間 6:06 累積標高 1692m

閲覧数410 カテゴリトレイルランニング コメント0 投稿日時2015/10/04 22:46
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