4月23日、いよいよレース当日。 4時起床のつもりでしたが、3時半に目が覚めました。 ホテルの朝食は4時前から食べられるので、まずは朝食。 前日はしっかりお代わりして食べたのですが、まだ朝早いせいか、 あるいはレース前の緊張のせいか、それほどたくさんは食べられませんでした。 長丁場になるので、イミダペプチドとPPIも飲んでおきました。 ホテルロビーに5時に集合なので、出発の準備。 まずは腰とふくらはぎにテーピングをした後、全身に日焼け止め、 さらに首や脇などに擦れ防止のガーニーグーを塗ります。 水着を着て、ゲイターをし、ウェットスーツを下半身だけ着て、 上半身はTシャツ。足は裸足にサンダル。 大会支給のスイムキャップの上にはゴーグルの代わりにヘッドライトをします。 まだ周囲は真っ暗ですし、バイクのセッティングの際にも便利なのです。 曇り止めを塗ったゴーグルは、ウェットの袖にひっかけておきます。 前日に用意しておいたトランジションバックに、 部屋の冷蔵庫で冷やしておいた補給食とドリンクを入れます。 補給食は、昨日コンビニで買った稲荷寿司3つとスティックパン4本、 朝食時にもらえる個舗装のお餅2つ、雪塩製塩所で買った雪塩フィナンシェ4つです。 稲荷寿司やフィナンシェは、1個ずつラップに包んで食べやすくして、 パンやお餅とともに、バイクジャージの後ろポケットに詰め込みました。 ドリンクは、バイクのダウンチューブのボトルケージに保冷ボトル。 ちょっと重いですが、暑い時でも常に冷たい飲み物が飲めるのは助かります。 中身は水にチャレンジャー(1袋で280kcalを摂取できる、 消化吸収のゆっくりな糖質パラチノースを配合した粉末)を溶かしたものです。 サドル後ろのボトルケージ2つは、途中のエイドで受け取る、 水やコーラの入ったボトルを入れるために使います。 水のボトルは飲むほか、身体にかけるのにも使います。 準備が完了したところで、クラブのみんなで集合写真を撮り、いざ出発。 スタート地点の東急リゾートまで、ヘッドライトの明かりを頼りに、 真っ暗な道を歩いていきます。 会場に着いたら、まずは左腕にマジックでナンバリング。 計測チップがついたアンクルバンドをもらいます。 バイク置き場に行き、セッティングと動線を確認。 夜に雨が降ったようで、カバーがびっしょり濡れていました。 バイク用のトランジションバック(白)は、ホテル中庭に設けられた、 袋掛けの自分のナンバーのところにかけます。 5時半から競技実施検討委員会が開かれ、正式に今大会を、 スイムを含むトライアスロンとして実施することが確定。 選手達から歓声が上がります。 せっかく宮古島まできたら、やはり泳ぎたいですからね。 トイレは長い列。ようやく順番が来て、すっきりしたと思ったら、もう6時10分。 残り2つのトランジションバックを預ける締め切りの5分前です。 あわてて預けたら、眼鏡を外すのを忘れたのに気づきました。 一度預けると取り戻せないので、どうしようかと焦りましたが、 幸い、スイムアップの地点に眼鏡置き場があり、助かりました。 自分のナンバーを書いた袋に眼鏡を入れておき、 スイムアップ時にナンバーを申告すると、そこで眼鏡を渡してくれるのです。 スイムチェックインは6時10分から50分まで。 一度チェックインするともう戻れません。 チェックインして、そのまま海まで歩いて軽く試泳。 バタ足をして心拍をあげておきました。 選手達が続々とビーチに集まってきます。 宮古島トライアスロンのスイムはビーチからの一斉スタート。 一応、最前列はエリート、コースロープに近い側が速い人(1時間以内で泳ぐ人)、 遠い側が遅い人(1時間以上で泳ぐ人)となっていますが、 もう混然一体となっている感じです。私は真ん中辺りに位置取りました。 全員で「エイ、エイ、オー」をして、5分前からカウントダウン。 海上の船に「○分前」というボードが出されます。 午前7時、号砲とともに、1552名の選手が一斉に白い砂浜を海に向かって駆け出して行きます。 第33回全日本トライアスロン宮古島大会のスタート。長い旅が始まりました。 |