2,570万kW/2,958万kW (09/20 12:25)
86%
■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://hyocom.jp/blog/blog.php?key=191650
2011年09月03日(土) 
称名エイドには補給食や着替えを送ってありましたが、
予定時間を5分オーバーしていましたし、
特にピックアップしたいものもなかったので、
そのままスルーすることにしました。

このエイドの名物はソーメンやお汁粉。
だんだん内臓が疲労してきて、食欲が落ちてきますが、
そんな中でもソーメンは食べられました。
おかわりして2杯いただいた後、レモンを大量にかじって
補給完了。

称名エイドを出発し、約1キロすると、
いよいよ難所の「八郎坂」にさしかかります。

ここは完全な山道。トレイルランニングで慣れてはいますが、
今日はここまで約50キロ近く走ってきていますので、
かなりこたえます。

坂の途中からは、日本一の落差349mを誇る「称名滝」が
きれいに見えます。
見ているだけでちょっと涼しくなるような、豪快な滝です。
しばし癒されます。

この辺りはほぼ一人旅。
そろそろ脚にも乳酸が溜まってきました。
それでも、危険地帯を示す赤旗がところどころにあり、
気をつけないと滑落するので、集中力を切らさぬよう、
気合を入れながら登っていきます。

足元に気をつけすぎていたら、張り出した枝に頭をぶつけ、
かぶっていたバフ(筒状のバンダナ)が脱げてしまいました。
あわててその辺を探しますが、みつかりません。
おかしいな、おかしいな、と思っていたら、
あれまあ、首の後ろに引っかかっていたのでした。ハハハ。

難所の八郎坂をなんとかこなし、再びロードに出ます。
しばらくいくと、第6エイドの弘法(52キロ地点)に到着。
時刻は10時14分。
スタートから6時間14分が経過しています。

結構体力は消耗していましたが、
休みすぎると筋肉が固くなってかえってつらいので、
エイドのフルーツゼリーだけいただいてすぐに出発。

第7エイドの弥陀ヶ原までは3.4キロ。
この区間は木道が整備されています。
ちょっと尾瀬っぽい感じです。

道路からの照り返しがなく、周りが緑に囲まれているだけでも
随分楽です。ここで完全に調子を取り戻し、
速歩きが軌道に乗ってきました。
白いゼッケンをつけたウォークの部の選手たちを
次々にパスしながら快調に進みます。

標高2000mの弥陀ヶ原エイドに到着したのが
10時57分(スタートから6時間57分)。
このエイドの名物は、豪快に塩をまぶしたキュウリ。
これがうまい! 5〜6本は食べたかな。
スタッフに「室堂まであと8キロですよ。頑張って。」と
声をかけられました。

ここで計算します。「あと8キロで室堂か。
目標到達時間が13時(スタートから9時間)だから、
あと8キロを2時間、とすると、キロ15分ペースで
いけばいいのか。」

おー、速歩きだけでもなんとか目標どおりに着けそうです。

とたんに気が楽になり、スタスタと快調に歩いていきます。
走っている選手には抜かれますが、
ほとんどの選手が走り続けられず、力尽きて歩くので、
その間にまた追いつく、というのを繰り返し、
「なーんだ、走らなくても同じじゃん」と思いながら、
室堂までを1時間21分(キロ10分40秒ペース)で
こなしてしまいました。

標高2500mの室堂到着は、目標を大幅に上回る
12時21分(スタートから8時間21分)。
ここまでくれば、山頂まではあと3キロ。
あと500m登るだけです。
ここで時間内完走を確信しました。

室堂エイドの名物はおかゆ。

塩昆布と大きな梅干しも入っています。これがまたうまい!
本当に各エイドがよく考えられているのに感心します。

このエイドでは、着替えや荷物のピックアップができますが、
ここまできたら一気に登ってしまおうと思い、
着替えもせずに、おかゆだけ食べてすぐに出発します。

いよいよラストの登りです。

閲覧数1,280 カテゴリ立山登山マラニック コメント0 投稿日時2011/09/03 00:12
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
走る桜島さん
[一言]
いろいろ運動してみた記録です。
■この日はどんな日
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み