スタートしてしばらくは、林道を走ります。 みんなすごいスタートダッシュです。 登山口に早めに着かないとそこで渋滞するからです。 渋滞を避けるためには登山口まで15分以内、と聞いていましたが、 試走をしていないので、どの位とばせばいいのか分かりません。 と思ったら、今回7時間切りを目指すKさんの姿を発見。 「Kさんのちょっと後ろあたりなら大丈夫だろう」と思って走ったら、 登山口まで14分で着きました。 おかげで全く渋滞せず、スムースに登山道に入っていくことができました。 登山道に入ると、一気の登り。 早くも暑くなってきたので、アームウォーマーをおろして半袖に。 まだ序盤なので、しっかりペースを保って登っていきます。 今倉山まで登ったら、あとは道坂峠まで一気の下り。 結構急な下りで、途中で加速しすぎて立ち木に激突。 右耳の辺りを強打してしまいました。 自分では見えないので、どんな状態なのか分かりません。 おそるおそるさわってみると、手に血が。 ただ、それほどドボドボ出血しているようではなかったので、 まあ、大丈夫だろうと走り続けました。 ~登山口 0:14 ~菜畑山 0:50(1:04) ~道坂峠 0:48(1:52) 3分休憩 道坂峠では、コップ一杯の給水がもらえます。 ここまで2時間位かな、と思っていたのですが、予想外に早く着いたので、 ここで立ち止まり、ゆっくり補給をして、気合を入れなおして、出発です。 ~御正体山 1:10(3:05) ~第1関門 0:48(3:53) 7分休憩 道坂峠からは、いよいよコース最高地点の御正体山(1682m)への登りです。 きつい登りで、ときどき内転筋が攣りそうになりました。 早め早めの補給をと思って、このあたりからエネルギージェルを積極的にとるようにしました。 御正体山から第1関門の山伏峠までは、途中いくつかの登りをはさみながらのテクニカルな下り。 まだ体力は残っているので、ガシガシ下ろうと思えばできるのですが、 前日の説明会で、「前半の下りで脚を残すことがポイント」と聞いたので、 あまり無理をせず、小刻みなステップで無理せず下ります。 それでもかなり脚に乳酸が溜ってきました。 第1関門には目標タイムの4時間の7分前に着きました。 一応ここまでは順調です。 ハイドレーションの水を福田六花先生にチェックしてもらいましたが、 まだかなり入っているとのことだったので、ボトルの水だけもらいました。 塩バナナをいただき、サプリを飲んで、しっかり補給をし、 まだ出発予定時間の4時間まで7分ほどあるので、一旦ザックをおろし、 寝転がって脚をブラブラさせて、下にさがった血を戻してやります。 脚のマッサージをしていると、医療スタッフが、 「コールドスプレーかけましょうか」と声をかけてくれたので、 ご好意にあまえることにしました。 あとはトイレに行こうかと思って、「トイレどこですか」と聞くと、 「ここから結構あるよ。男性だったらその辺でした方が早いよ」との返事。 「実は大なんだけどなあ」と思いつつ、まだ切羽詰まってなかったので、 結局そのまま出発することにしました。 |