2,658万kW/2,861万kW (09/19 13:55)
92%
■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://hyocom.jp/blog/blog.php?key=196887
2012年05月20日(日) 
第2関門~鳥の胸山 0:45(6:48)
     ~ゴール 1:06(7:54)

第2関門を過ぎると、最後の急登、鳥の胸山(1207m)が待ち構えています。
第2関門の標高が690mですから、500m以上登ることになります。
スタート前は、「最後にこの登りを登る体力が残っているかなあ」と
心配していたのですが、体調が回復してきたこともあり、
何とかいけそうです。もともと登りは得意なので、
結構先行の選手を抜かしながら登っていきます。

45分で登り切り、そのまま最後の下りに入って行きます。
1.5キロほど山道を下ると、あとは林道の下りです。

靴の中に木の枝が入ってしまったようで、足にあたります。
ただ、計算すると、8時間切りできるかどうかギリギリのところなので、
立ち止まって靴を脱いでいるヒマはなさそうです。
靴の中で指を動かして、なんとか土踏まずに枝を追いやって走ります。

林道の下りは着地衝撃が大きいせいか、しばらく走ると、
左脚の腸けいの辺りが痛み出し、どうにも耐えられず立ち止まりました。
目標の8時間切りが危なくなってきました。
富士五湖ウルトラの最後の状況とそっくりです。

しかし、ここであきらめて歩いてしまっては、富士五湖の二の舞です。
たとえ8時間を超えてしまっても、今回は最後まで精一杯の努力をして
走り切ろうと思いました。

脚の痛みを堪えつつ、とにかく一歩一歩、前に進みます。
ガーミンを見ると、39キロ。ゴールまではあと2キロ強のはず。
「脚が痛いと思わなければいいんじゃないか」と思って、
何か楽しいでも考えようとしますが、思いつく楽しいことと言えば、
早くゴールして温泉に入ることくらい。

すると、道の傍らに距離表示が。「あと3キロ」
ゲッ、マジですか。ゴールが遠ざかりました。

それからゴールまでは歯を食いしばりながらひたすら我慢の走り。
ゴール会場が近づくにつれ、先にゴールした人達が
「頑張れ、あと少し」と、声をかけて応援してくれます。

ようやくゴールゲートが見えてきたその時、脚の痛みがフッと消えました。
いままでの痛みは何だったのでしょう。人の身体って本当に不思議です。

ゴールテープを切って歓喜のガッツポーズ。
時計はまだ7時間台。目標の8時間切り達成です。

閲覧数923 カテゴリNESチャンピオンシップ(道志・北丹・上野原) コメント0 投稿日時2012/05/20 22:00
公開範囲外部公開
コメント(0)
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
走る桜島さん
[一言]
いろいろ運動してみた記録です。
■この日はどんな日
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み