まずは風巻ノ頭への登りです。 もうかなり脚にきていますが、まだ攣ったりはしていないので、 エンライテンを定期的に摂取しつつ、歩を進めます。 いいペースで登っている選手を見つけたので、頑張って後ろにつきます。 バテている選手を一緒にかわしながら登って行きます。 38分で風巻ノ頭に到着。本当はここで小休止しようと思ったのですが、 ここからちょっと下りにかかるのと、ついている選手が走り出したので、 ここで離されるわけにはいかないと思って、頑張って私も走ります。 そのあとの登りは、これまでよりもちょっと傾斜は緩くなります。 しかし、ここまでの蓄積疲労で、脚は乳酸地獄。下手に力を入れると あっという間に攣りそうなので、とにかく歩幅を小さくして、 無理のないよう、リズムよく登って行くように心がけます。 ちょっと気持ちが悪くなってきます。 追い込み過ぎた時によく出る症状です。 心拍数が上がった状態を長く続け過ぎたせいかもしれません。 しかし、あと少しなので、根性で登ります。 姫次の手前の偽ピーク、袖平山には、私設エイドでコーラが。 こんなところまで運び上げてくれたことに心から感謝しながら飲みほして、 いよいよ最後の登りです。 そして風巻ノ頭から41分かけて、姫次に到着。 スタートから5時間14分後です。 ここからはあとは下るだけ。 試走のベストタイムではゴールまであと46分。 ちょうど6時間の計算です。 ということは、ここからの下りを、 試走のベストタイムを上回るペースでいかないといけません。 水を一杯飲んですぐに下りにかかります。時間との戦いです。 |