翌日の5日の日曜日は、あいにくの雨模様。 それでも小雨決行ということで、朝食後の8時に集合し、 バイクで5キロほど離れた船橋オート場に向かいます。 路面が濡れているので、ブレーキがききにくいのと、 水溜りに気を使いながら、それでも、昨日よりははるかにスムースに、 集団走をこなし、無事、船橋オート場に到着。 普段は走れない、1周700mのコースを貸しきってのバイク練習。 走りやすいですし、信号はないですし、とにかく走りに集中できます。 ぐるぐる回っているうちにかなりハイスピードで走れるようになりました。 ひとしきり船橋オート場のコースを堪能したところで、 次は、トランジット(種目から種目への移行)の練習です。 2人一組になって、一人がバイクラック役、もう一人が選手役になり、 スイムからバイクへの移行、バイクからランへの移行を練習します。 コーチからは、「とにかくバイクにさわっているときは、 必ずヘルメットをあご紐まで締めた状態にしておくように」 との指示がありました。そうしないと大会では審判に警告をくらう由。 したがって、スイムからバイクへの移行の際には、 まずはサングラスをして、ヘルメットをかぶり、 靴下やバイクシューズを履いてグローブをした後で、 ようやくバイクをラックから下ろすことになります。 下ろしたバイクは、乗車ラインまでは手で押していかなければなりません。 できるだけ立った姿勢でスムースに押せるように、 サドルを押してバイクを進ませる練習をするといい、とのアドバイス。 バイクからランへの移行の際には、降車ライン手前でバイクを降り、 バイクを押してバイクラックまで来て、バイクをラックにかけてから、 ヘルメットを外し、バイクシューズを脱いでランシューズに履き替えます。 これを練習した後に、今度は実戦形式のデュアスロンです。 はじめは、バイク2周でラン1周。これは無難にこなしました。 2回目は、バイク5周にラン2周。 これは、バイクでぐるぐる回っているうちに何周目か分からなくなり、 結局、1周余計に走ってしまいました。 レースでも、バイクでの逆走は厳に禁じられているので、 周回コースの場合には、もう1周するか、 自分の脚で走って戻るしかないのです。 さらにいける人は3回目、ということで、バイク5周にラン1周。 最後なので、全力で走りました。バイク終了時は全体の2位。 トップは、ホテルの部屋が同室の、バイク出身のMさん。 あまり差がなかったので、ランで逆転できるぞ、と思い、 実際、途中で追い抜いてトップに立ったのですが、そこから脚が動かず、 ゴール直前のバックストレートで再逆転をくらってしまいました。 それでも、全体の2位。バイクとランに関してはそれなりにいけるな、 という感触をつかむことができました。 昼前まで船橋オート場で練習した後、再びバイクでホテルに戻り、 2日目の練習は終了。 部屋でシャワーを浴びて、着替えをして、昼食の中華弁当を食べたら、 もう14時の解散式です。本当にあっという間でした。 本当に多くのことを学んだキャンプでした。 多くの友人ができたのも楽しかったです。 このキャンプで学んだことをしっかり活かして、 夏までには一人前のトライアスリートになれるよう、 精進していきたいと思います。 |