スイムアップ地点から、自分のバイクラックの位置までのルートは、 事前に下見して確認しておいたので、迷わずにたどりつきました。 心配だったのは、「ウェットスーツが上手く脱げるか」でした。 前日に家で2回ほど練習し、この日は特に脱ぎにくい足の部分に、 ガーニーグーを塗って、すべりをよくしておきました。 そのおかげで、ウェットスーツをスムースに脱ぐことに成功。 ウェットスーツの下には、トライスーツを予め着ているため、 あとは靴下を履くだけです。 靴下は、ドライマックスのトライアスロン用「Drymax TRI」。 濡れに強いのはもちろん、履きやすさも抜群です。 靴下を履き、バイクシューズを履いて、ゼッケンベルトをつけ、 ヘルメットをかぶり、サングラスをして、 バイクラックからバイクを下ろし、 バイク乗車地点までバイクを押して走ります。 これがトライアスロン第4の競技と言われる「トランジション」。 乗車ラインを過ぎて、「よし、いくぞ」と思ったら、 グローブをはめるのを忘れていて、あわててはめました。 バイクは、公園内の特設バイクコースを4周します。 路面は時折水溜りがあるくらいで、思ったより走りやすいです。 1周目の早々、同年代の選手に抜かれました。 おそらくバイク出身の選手でしょう。いいフォームです。 よし、彼に離されないようについて行こう、と気合をいれます。 ただし、ドラフティングが禁止されているので、横を走るか、 時折前に出るかしないといけません。 二人で前の選手を抜きまくり、周回を重ねます。 口は開けっぱなし。酸素を全力で取り込んで走ります。 4周目は、ゴール直前まで抜きつ抜かれつの激しいバトルを繰り広げ、 ほぼ同時にバイクフィニッシュ。 ここからランへのトランジションが結構長い。 クリートつきのシューズで走るのは辛いものがあります。 この途中でライバルの彼をかわしてバイクラックへ。 バイクをラックにかけ、ヘルメットをはずしてバイザーをして、 バイクシューズをランシューズに履き替えます。 ランシューズは、ホカのボンディ3にしました。 クイックシューレースで履きやすく、クッションが効いていて、 疲労していても足が前に出やすい靴です。 レースはいよいよ最終のランパートへ。 |