「いよいよ最後のランだ、さあ行くぞ」と思ったら、
係員に「ゼッケンは前に！」と指導を受けました。

そうでした。トライアスロンでは、バイクのときは後ろ向きに、
ランのときは前向きにゼッケンをつけるのです。
あわててゼッケンベルトを回してから走り出します。

ランは、公園内の特設コースを３周します。
このあたりになると、同じウェーブの選手だけでなく、
前のウェーブや、後ろのウェーブの選手も混じっていて、
かなりごちゃごちゃしています。

走り出しはやはり脚が重いです。
バイクパートでかなり頑張りましたからねえ。
バイクパートで競った彼は早々に千切りました。

あとは、前を走る選手を一人、また一人ひろっていきます。
たったの5kなので、全力でぶっ飛ばしてやろうと思っていましたが、
なかなかスイムとバイクのあとでは脚が思うように動きません。

それでも、3周の間にかなり先行の選手を抜きました。
最後は「花道」と呼ばれるホームストレートを気持ちよく走ります。

ＭＣが、「365番、ペースをあげて、今、笑顔でゴール！」と
アナウンスしてくれました。

ゴールタイムは１時間16分位でしょうか。
ガーミンが上手く作動せず、自己計測に失敗しました。残念。

ゴールすると、ボランティアが計測用アンクルバンドを外して、
フィニッシャーズタオルをかけてくれます。

ゴール後は、バイクを回収し、車で花小金井の「お風呂の王様」へ。
途中の吉野家で腹ごしらえ。

ゆっくり温泉につかって疲れを癒すとともに、
「あー、これで自分もトライアスリートの仲間入りか」と、
じみじみと感慨に浸りました。