GW後半は、5月5日から2泊3日で鹿島槍で開催された、 TK(竹谷賢二氏)のバイクキャンプに参加しました。 TKキャンプ参加は、昨年7月の蓼科キャンプに次いで2回目。 「少しでも成長を実感できれば」という思いで参加しました。 初日の5月5日。7時30分新宿発の特急あずさ号に乗車。 わざわざ車両で一番後ろの席を指定席で確保したのですが、 あずさ号の座席は、最後部に固定式のテーブルがあって、 私のバイクポーターを背面に置くことができませんでした(涙) 仕方がないので、車両の連結部分に鍵をかけて置いておきました。 GW期間ですが、それほど混んでいなかったのは幸いでした。 信濃大町駅に11時02分に到着。 宿泊する鹿島槍スポーツヴィレッジの方がバスでお迎えです。 7人で送迎バスに乗り込み、途中コンビニで昼食を買って宿泊先へ。 12時前にチェックイン。 部屋は男女別の大部屋で、寝台車の様な2段ベッドになっています。 各人のスペースには荷物置き場や充電用コンセントもあり、 結構、カプセルホテル風で気に入りました。 12時30分から初日のプログラム開始。 今回のキャンプのテーマは「上り坂の克服」。 まずはTKによる座学からスタート。 ポイントとして、以下のような話がありました。 1)常に鉛直方向を意識する 2)ペダルは下死点まで踏み込まず、タクトを振り上げる感じで 3)ペダルに一番力をかけられるサドルの位置を探す (一般的には上りでは前方、下りでは後方) 4)ダンシングは上半身をぶらさず、素早く左右に体重を乗せ替える 5)下りではしっかりペダルに体重を乗せる (前輪に体重がかかりすぎると、後輪が滑って転倒の原因になる) 6)曲がるきっかけづくりをしっかり (ブレーキ、沈み込み、イン側荷重、アウト側プッシュなど) 13時45分から、いざ、ロードの実践へ。 外に出たら風がものすごく吹いていて、大丈夫かなと思いましたが、 山の向こうに下りると風もなく、ポカポカ陽気でした。 12キロほど走って、この日の練習場所、1.35キロの上り坂へ。 この坂を使って、4種類の上り方で上ります。 1)軽いギアで80~90回転 2)重いギアで50~60回転 3)ダンシング 4)フリー(自分にとって最も効率のいい上り方) 途中でTKがフォームを撮影してくれます。 この4種類の上りを2回ずつ、1.35キロ往復を計8回練習しました。 上りでの力のかけ方がちょっとつかめたような気がしました。 帰りは9キロ走った後、宿舎まで3.3キロの激坂を上ります。 平均10%、最高勾配だと15%以上あるんじゃないでしょうか。 必死に上って17分36秒。参加者27人中2番目にゴールしました。 この日の練習はこれで終わり。 北アルプスを望む露天風呂に浸かって汗を流した後は、 19時からの夕食時間を待ちきれずに缶ビールをプシュッ! 19時からの夕食の後は、フォーム写真をみながらの座学。 私のフォームが、「お手本」として取り上げられたのにはビックリ。 これだけでも、昨年からの進歩を実感することができました。 そのほか、TKの話してくれたポイントは以下の通り。 1)できるだけ高い位置(上死点)で体重を左右に乗せ替える 2)肩甲骨のゆとりが大切 (DHバーよりもブラケットポジションの方が肘の遊びを使える) 3)脚はとにかく上までしっかり上げきることを意識する 4)肋骨を開いて、身体を伏せてもしっかり呼吸ができるように 5)ペダルが3時の位置で、膝がペダルより前にあるように 1時間半ほどのレクチャーの後は、明日のクラス分け。 参加者27人を、激坂の到着順で9人ずつA,B,Cの3班に分けます。 私は一番速いA班に入りました。 さあ、いよいよ明日はメインのロングライドです。 |