昨日から1泊2日(前泊を含めると2泊3日)で、 RFのKさんとHさんと3人で、八ヶ岳を縦走してきました。 RFのKさんが、2年前に八ヶ岳全山を南から北まで縦走し、 今年もまた行く、というので、RFのHさんと共に、 ご一緒させてもらうことにしたのです。 コースは、観音平をスタートに、南八ヶ岳を縦走し、夏沢峠を経て、 北八ヶ岳に入り、天狗岳に登って高見石小屋に宿泊。 翌日は、残りの北八ヶ岳を蓼科山まで縦走します。 残念ながら、私は土曜日に仕事が入ってしまったため、 フル参加できず、1日目だけご一緒して、 2日目は渋の湯からバスで茅野に出て帰ることになりました(涙) さて、スタート前日。 Kさんは観音平に朝4時に着く夜行バスで行く、とのことでしたが、 Hさんは前日小淵沢に泊まって、朝タクシーで行くという選択。 私もしっかり寝たいので、Hさんとご一緒することにしました。 新宿から特急あずさで小淵沢へ。 小淵沢駅から徒歩5分の小民家風の宿「泉園」に素泊まり(6900円)。 夕食は、地元民御用達の定食屋「やまよし」で。 困ったのは、翌日の朝食と補給食の調達。 小淵沢駅周辺にはコンビニがなく、結局、Kさんにメールして、 夜行バスに乗る前に買ってきてもらうことに。 Kさん、すいません…。 当日は朝4時15分に起床。4時45分に予約したタクシーで観音平へ。 途中の自販機で冷えた水を調達。 観音平でKさんと合流し、朝食と補給食を受け取り、朝食タイム。 Kさんがバーナーでお湯を沸かし、コーヒーを入れてくれたので、 優雅な朝食タイムになりました。 朝食を済ませ、5時20分に観音平をスタート。 ここから編笠山まで943mを一気に登ります。 まだ身体が起きておらず、高度も高いので息が切れます。 2時間弱で編笠山山頂に到着。 遠くから見ると編笠を伏せたようなおだやかな山容ですが、 山頂付近は岩だらけ。 スタート時は雲が広がっていましたが、 ここまで上がると雲の上に出たようで、青空が広がっていました。 青空をバックに3人で記念写真。 「遠い飲み屋」の赤提灯が下がる青年小屋を経て、 高山植物を楽しみながら岩場を登ると権現小屋。 ここで一息入れて、権現岳の山頂を踏み、長いハシゴを下って、 赤岳に向かう稜線に出ます。 キレット小屋を過ぎた辺りから、雨が降り出しました。 最初はシェルをザックの上から羽織りましたが、 雨がひどくなってきたので、下もシェルパンツをはきました。 (今から思えば、この時点で上下とも雨具にするのが正解でした) ガレたルンゼを登る際には、雨はさらにひどくなり、 岩から雨水が滝のように流れ落ち、さながら沢登りの様相です。 3人とも各自のペースで必死に登ります。 全身ビショ濡れで私が最初に赤岳山頂に到達。当然、展望はゼロ。 写真だけ撮って、すぐに赤岳頂上山荘に駆け込みます。 当初は赤岳天望荘まで行ってから昼食の予定でしたが、 身体が冷えるので、ここで着替えをするついでに昼食にすることに。 上から下まで全部着替え、マサラカレー(辛口)(800円)を注文。 結構本格的なカレーで、身体があたたまりました。 食べ終わってホッとしたところで、KさんとHさんが到着。 二人もここで昼食休憩。結局、1時間ほど滞在しました。 幸い、休んでいる間に雨が止み、横岳に向けて再び出発。 横岳は名前の通り、横に長い岩稜の山です。 雲が切れて、迫力ある険しい岩の姿が眼前に広がります。 鎖場やハシゴも多く、通過に気を使いながら、 13時28分に横岳山頂に到着しました。 |