ゴール後、完走タオルと完走メダルをかけてもらい、 荷物のピックアップに向かいます。 クラブのSJヘッドコーチ夫妻に会いました。 「ダメでした。サブテンできませんでした。 97キロまでキロ6で頑張ったんですが、力尽きました。」と報告すると、 私があまりにも暗い顔をしていたせいか、 「まあ、そう落ち込まずに」と声をかけていただきました。 ゴールしてからは、最後の3キロについての猛烈な後悔が襲ってきました。 「どうしてペースは落ちても最後まで走り切れなかったんだ」 「みんな最後まで頑張ってたじゃないか、なぜあきらめちゃったんだ」 「せめて時計が10時間をさすまでは走り続けるべきだったんじゃないか」 「10時間30分を切ればスパルタスロンの参加資格も得られたのに」 初ウルトラの時とは全く違って、100キロを完走した達成感はゼロ。 せっかく97キロまで死力を尽くして頑張ったのに、最後の3キロで、 自分でそれを台無しにしてしまったと感じましたが、もうあとの祭り。 後悔だけが残るレースになってしまいました。 雨に濡れた身体が冷えて、ガタガタするほど寒くなってきました。 急いで荷物をピックアップして、着替えをし、 シャトルバスで富士吉田市内に戻り、車で温泉へ。 冷水風呂でアイシングして、温泉でよく脚をマッサージします。 だんだんお腹がすいてきて、食事を食べられそうになってきたので、 温泉を出て街道沿いの「サイゼリア」に行き、夕食。 スマホを見たら、娘からのメールが。 完走の報告がないので、どこかに救急搬送されたかと心配してメールを送ってきたのです。 がっかりしすぎて完走報告を忘れていました。急いで完走報告を送ります。 あわせて、クラブの仲間にもツイッターで大失敗レースの報告。 19時30分頃夕食を終え、車で帰路に。 中央高速も特に渋滞せず、22時前には自宅に着き、長い一日が終わりました。 |