今日は、明日がドMレースなので、あまり走らず体力温存で、 まったりと温泉でも入ってのんびりしようかと思いましたが、 絶好の山日和なので、ちょっとだけ走ってから温泉にいくことにしました。 選んだのは、前から目をつけていた、山梨・日向山。 標高1659mの山ですが、山頂の景色は標高3000m級と言われています。 手軽に登れるのでハイカーが多く、登山口の駐車場がすぐ満杯と聞き、 5:20に自宅を車で出発しました。 ところが、中央高速が小仏トンネル付近で、停まってしまうほどの渋滞。 須玉ICを下りて、矢立石登山口に着いたのは9時前になってしまいました。 当然、登山口の駐車場は満杯。 少し下った路肩に何とかスペースを見つけて車を停め、8:54に出発。 ヤマツツジが咲いている美しいカラマツ林の中を登って行くと、 9:30に全く展望のない三角点に到着。足で踏むだけで、すぐ山頂へ。 林を抜けた途端、花崗岩と砂浜が眼前にバーッと広がります。 思わず「オー!」と声が上がります。 山頂を示す標識は、何かちょっとボロッちい、 「日向山 山梨百名山」と書いてある傾いた柱なのですが、 まあ、そんなことはどうでもよく、とにかく眺望がスーパーです。 今日は雲もなく、絶好の天気。 八ヶ岳連峰、甲斐駒、鳳凰三山などがクッキリと見えます。 一眼レフを持った男性に、「今日は天気が良くていいですね」と話すと、 「いや、これじゃ天気が良すぎて絵葉書みたいな写真になっちゃう。 雲が出てくれないかなあ。」と言うので、ふーん、そういうものなのか、 と思いました。 山頂は、まさに「標高1600mのビーチ」という感じです。 北側の斜面は切れ落ちて、蟻地獄のようになっていて、ちょっと怖いです。 ここは、日本を代表するトレイルランナーで、 韮崎工業高校教師の山本健一さんのトレーニングコースだそうで、 彼は、ここの砂の急斜面で、何本もインターバルをやるそうです。 私も真似して1~2本やってみましたが、足が砂に埋まって、きつい! 山頂で30分ほど遊んで、尾白川渓谷方面に下ります。 急な下りを10分ほど下ると、錦滝です。 滝壺まで靴のままジャブジャブと入っていって、アイシングします。 ほどよい冷たさで、気持ちいいです。 ここからは、昨年まで、林道が崩落して通行止めになっていましたが、 今は、車はまだ通れませんが、人は通れるようになったようです。 引き続き下って行くと、30分ほどで不動滝。 こちらの方が流れが激しく、近づくと全身ビショ濡れになります。 マイナスイオンが溢れている感じです。 吊り橋を渡り、渓谷道を下って行きますが、龍神平からは、 渓谷道は登り専用の一方通行ということで、尾根道を下ります。 甲斐駒・黒戸尾根ルートとの分岐を経て、 11:25に竹宇駒ケ岳神社に下りてきました。 ここから再び日向山登山道を、矢立石登山口まで登り返します。 11:52に無事、車を停めたところに戻ってきました。 さあ、あとは温泉とご飯です。 車でちょっと下れば、すぐに「尾白の森・名水公園」があります。 ここにある「尾白の湯」(入浴料720円)で汗を流すことに。 この温泉は、日本最高級の超高濃度天然温泉で、有効成分は基準値の30倍! 通常のお風呂は南アルプスの天然水で10倍に薄めていますが、 2つある露天風呂のうち1つは、源泉のまま入れます。 この源泉だけ赤茶けた色をしています。いやー、効きそうです。 サウナ・水風呂はもちろん、打たせ湯や寝湯もあって、最高の温泉です。 風呂の後は、レストラン「白州庵」で昼食です。 温泉を煮詰めた塩を使った「元祖・山脈塩ラーメン」(650円)に、 温泉タマゴ(100円)をトッピングしてみました。 帰りがてら、地元の菓子処「秋月」に立ち寄りました。 昔の献上米「農林48号」を使った和洋菓子がこの店のウリ。 女将さんといろいろ話をしながら、 娘のお土産に「よんぱち(48)プリン」(250円)、あと、自分用に、 「48焼き団子」(90円)と、出来立ての柏餅(120円)を買いました。 帰りの中央高速で焼き団子と柏餅を食べたら、 とてもモッチリして絶品の美味しさ!、 「あー、もっと買えばよかった」と後悔しました。 帰りは全く渋滞もなく、快適なドライブでした。 レース前の一日、しっかりと遊ばせていただきました。 明日、大丈夫かなあ。。。 8:54 矢立石登山口 9:30 三角点 9:32 日向山(1659m)(30分休憩) 10:12 錦滝(15分休憩) 10:45 不動滝(10分休憩) 11:19 黒戸尾根分岐 11:25 竹宇駒ケ岳神社 11:52 矢立石登山口 走行距離 9.3K 走行時間 2:58 累積標高 811m |