翌日。この日もいい天気です。 この日は、帰りのバスを15時に予約してあったので、それまでの間、 周辺を散策するか、近場の山に行こうと考えていました。 ホテルで、チェックアウト後に風呂に入れるか聞いたところ、 「いいですよ。ただし、10時半から12時は清掃タイムです。」 とのことだったので、12時過ぎにホテルに戻ってくる予定で、 北アルプスの活火山、百名山・焼岳を目指すことにしました。 朝風呂に入り、7時に朝食を食べ、7:37にホテルを出発。 上高地から焼岳往復のコースタイムは7時間強とのこと。 まあ、脚も疲れていることだし、ゆっくり行けば12時過ぎに戻れるかな。 美しい梓川河畔を歩き、田代橋を過ぎると焼岳登山口。 深い樹林帯を登っていくと、連続するハシゴと鎖場が登場。 ここを越えると、眼前に焼岳の姿が現れます。 暑いので、Tシャツ姿になって、笹に覆われた道を登っていきます。 途中に立ち枯れの木がすっと1本立っています。 白い木と緑の笹と青い空のコントラストが実に美しいです。 稜線に出て、9:19に焼岳小屋に到着。 ペットボトルの午後の紅茶を買い、ここで一服。 小屋からちょっと登ると、焼岳展望台。 焼岳が真正面にドーンとそびえます。 さすが活火山。噴煙があちこちから上がっています。 一旦下ってからいよいよ山頂への岩場の登り。 10:14に焼岳北峰山頂(2444m)に到着しました。 (ちなみに、南峰は登山禁止になっています。) 山頂からは、エメラルドグリーンの火口湖、正賀池が見えます。 周りからは噴煙が立ち上る、いかにも活火山らしい風景です。 帰りは同じ道を引き返して、予定通り、12時過ぎにホテルに戻ってきました。 風呂に入った後、ホテルのレストランで「地鶏三色丼」の昼食。 バスまではまだしばらく時間があるので、缶ビールを飲みながら、 ラウンジで記録の整理などをして、14時過ぎにホテルを出ました。 河童橋まで歩き、周辺の土産物屋でお土産を物色。 娘には、五千尺ホテルのチーズタルトを買いました。 (濃厚でとても美味しかったです。お薦めです。) 15時に上高地バスターミナルから、新宿駅西口行の「さわやか信州号」に乗車。 ちょっと奮発して、3列シートのグリーンカーにしました。 シートは広いし、リクライニングはしっかり倒れるし、快適です。 途中、渋滞はありましたが、20時15分には新宿に到着し、 21時には自宅に到着。4泊5日の北アルプスの旅を終えました。 |