この3連休は、青トラシニア会(ATO60)主催の夏合宿でした。 2月のシニア会の時に、9月のアイアンマン南北海道に向けて、 夏に2泊3日の合宿をやろう、という企画が持ち上がり、 このたび、シニア会会長、M本さんがプロデュースした、 伊豆・畑毛温泉の「大仙家」を拠点に実現の運びとなりました。 M本会長のご紹介のおかげで、豪華旅館に、 2泊3日食事付きで3万円と、格安で泊めていただきました。 合宿の総合企画はT尾さんが担当。撮影はYouTuber K西さんが、 サポートカーは故障中のN川さんが担当してくれました。 私はテクニカル・ディレクターとして、3日間の練習メニューや、 バイクコースの設定を担当しました。 初日の7/13(土)は、10時に現地集合。 3連休で高速が混みそうだと思って、6時半に自宅を出発。 途中、東名の足柄SAで吉野家の牛丼で朝食。 昼食のシウマイ弁当も買って、大仙家に9:40に到着しました。 荷物をミーティングルームに入れ、10:15からミーティング。 (T尾さんに言わせると「朝礼」) 10:36にバイク自走で、伊豆・ベロドロームに向かいます。 東京オリンピックのトラック競技の会場にもなった聖地です。 大仙家からベロドロームまで16.5K。 私としては最短距離でコースを作ったのですが、 途中、4.7K・平均8.1%の登りが立ちはだかり、 特に登りが苦手な女子・M岸さんが大苦戦。 結局、登りの途中で断念したようで、 登り切った頂上で待つ我々のところにサポカーに乗って現れ、 私は「こんなコース作って、(坂)バカ!」と、 罵声を浴びせられました…(笑) それでも、ほぼ予定通り、12時前にベロドロームに到着し、 各自、買ってきた弁当を食べ、12時半からブリーフィング。 その後、トラック用のピストバイクに乗り、まずは止まる練習。 そう、ピストバイクにはブレーキがついていないのです。 止まるときには、「バックを踏む」という逆回転動作で減速し、 左足のビンディングを上死点付近で外して足をついて止まります。 普通のロードバイクのように、下死点付近で左足を外すと、 上死点にある右足に体重がかかると前に進んでしまうため、 右足が下死点にあるところで左足のビンディングを外すのです。 上手く止まれるようになったところで、いよいよトラックへ。 10人を3グループに分け、グループごとに1周250mの走路を、 3~4周ずつ周回。 はじめは平坦なところから始めて、徐々に、ブルーバンド、 スプリンターライン、ステイヤーズラインへと上げていきます。 バンクの角度は直線部で15度、カーブでは45度もあります。 「35kph以上出ていれば落ちることはありません。 特にカーブでは、 1)減速しないこと(むしろ加速すること)、 2)下ではなく前を見ること、 3)ハンドルを切ろうとしないこと、 を意識してください」と言われました。 最後は、青線(ステイヤーズライン)をたどって走れるようになり、 14時半に、大満足でピストバイク初体験を終えました。 その後、引き続き、座学とワットバイクを使った3分間テスト。 2分半100rpmで回し、あと30秒頑張ります。 ピストバイクで、距離が短いわりに、結構脚を使っていたようで、 3分間テストは、1分平均175w、FTP125wとさえない結果でした… 16時に終了し、来た道を戻ります。 途中でポツポツ雨が降り出して心配しましたが、本降りにはならず、 17:10には宿に帰りつきました。 チェックインを済ませ、温泉に入ります。 大仙家の温泉は、韮山湯と大仙湯の二つの源泉からなり、 通常の温泉や露天風呂のほかに、ぬる湯があるのが特徴。 暑い夏の時期には、長く浸かれるぬる湯は最高です。 ゆっくり温泉につかった後は、夕食前に、 K西さん差し入れのコロナビールでフライング飲み。 19時から夕食。1人1本、瓶ビールがついていましたが、 お酒の持ち込み可ということで、M岸さんからクラフトビールの、 残念ながら合宿欠席のH崎さんなどからワインの差し入れもあり、 豪華なラインナップ。 夕食後、20時半から、ミーティングルームでバイクの座学。 私が講師を務め、30ページの資料をプロジェクターで投影しながら、 バイクの乗り方、整備と清掃、ライドの準備、練習の仕方など、 グッズ紹介も含めて、1時間ほどお話しさせていただきました。 22時に解散。私は同い年のK下部さんと一緒の2人部屋でした。 なんでも、年齢順に部屋割りを決めたらしいです。 【バイク】 走行距離 33K 走行時間 2:19 累積標高 756m TSS 143 平均/最高パワー 114/852w(NP152w)、86/384w(NP131w)、 平均/最高速度 11.8/56.1kph、16.2/51.8kph 平均/最高ケイデンス 63/212rpm、64/119rpm |