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2013年02月03日(日) 
ポイント練習の間は基本的にジョグを行います。

ジョグというと、「ペースが遅いランニング」と思っている方が
いるかもしれませんが、それは違います。

ジョグにはジョグにしかない重要な役割があります。
回数が多いだけに、このジョグ如何で、身体は大きく変わってきます。

ジョグは血行を促進して疲労を抜き、
自分の身体の中の「力」を高めるためのものです。

ポイント練習の後は「あー、疲れた」となるのに対し、
ジョグの後は「疲労が抜けた」状態にならなければいけません。

身体に負荷をかけるポイント練習が「エネルギーアウト」だとすれば、
ジョグは逆に「エネルギーイン」だといえるでしょう。

大事なことは、決して頑張らず、リラックスして力を抜き、
気持ち良く身体をゆすって、「自分の身体と対話する」ことです。
ハアハア息がはずんだりするのはもってのほか。
鼻唄を歌ったり、深呼吸したりできるようでなければいけません。
これこそが「疲労抜きジョグ」の極意だと思います。

そうすると、身体の隅々まで毛細血管が活性化するとともに、
現在疲労していたり、痛んでいたりする筋肉や腱の「声なき声」を
感じることができます。

この「疲労センサー」が活性化することで、
ポイント練習による故障を未然に防止することができるのです。

ハードなポイント練習になってくると、大体、練習後の3~4日は、
身体のどこかに痛みや違和感(あるいはその「芽」)があります。

それがジョグを繰り返すことで、血行が促進され、疲労物質が押し流され、
週末近くには、次のポイント練習に臨める身体になってくるのです。
それでも押し流せない疲労は、専門家のケアを受けることで取り除きます。

とにかく、毎回のポイント練習を万全の状態で行えるようにすることです。
ポイント練習を重ねるたびに疲労が上塗りされるようでは、
本番前に故障してしまいます。

ポイント練習が「食べること」だとすれば、
ジョグは「消化し、血肉とする」ことだと言えます。
「身体はジョグの間に強くなる」のです。

いくら食べても消化されなければ内臓に負担をかけるだけ。
ゆっくりジョグすることは「よく噛むこと」と同じです。
よく噛めば、それだけ消化吸収されやすいのです。

私の場合、ジョグは朝起きてすぐ、朝食前に、
自宅の近くの駒沢公園の林の中に設定した約3キロ強の
オリジナルコースを2周走ります。
公園往復の2キロと合わせて計8.5キロです。

これを1時間10~20分かけて走りますので、
概ねキロ8分半から9分半ぐらいの超ゆっくりペースです。
ジョグの途中で筋トレをしたり、トイレに行ったりしますので、
家を出てから戻るまでの総所要時間は1時間45分ほどでしょうか。

ジョグを続けるにつれて、だんだんペースが遅くなり、
いまでは早歩きしている人に抜かれるほどです。
しかし、そのペースで走ろうとしているわけではなく、
結果としてそうなっているだけです。
もちろん体調次第でペースは変わります。

土や落ち葉、芝生の上などの不整地を走るので、膝や腰には優しい一方、
足裏のセンサーが活性化し、足の細かい筋肉も鍛えることができます。

ただ、冬の間はまだ暗いので、気をつけて走らないといけません。
昨年はハンドライトを持って走っていましたが、
今年はハセツネなどの夜間走で慣れてきたせいか、
だんだんライトなしでも走れるようになってきました。

この季節、こたえるのは朝の冷え込みです。
夜明け前の一番気温が低い時間帯なので、手や足がかじかみ、
ひどいときは感覚がなくなるほどです。
そのため、スキー用グローブをしたり、毛糸の帽子をかぶったり、
靴下にカイロを貼ったりして防寒しています。

走っている間にだんだんと夜が明け、地平線から太陽が昇ってくるのは、
とても幻想的な光景です。

閲覧数517 カテゴリ別府大分毎日マラソン コメント0 投稿日時2013/02/03 22:51
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