69列目ですが、前の列の選手は私より持ちタイムがいい人ばかり。 全く渋滞することなく、スムーズにスタートしました。 スタートロスは12秒ほど。 普通の大会だと、最初かなり突っ込む人が多いのですが、 みんな実にいいペースで楽に走っていきます。 私も身体が温まるまではあまり無理をせず、 徐々にペースを上げていくようにしました。 これまでのマラソンでは、1キロごとにラップをとっていましたが、 今回はこれを5キロごとに改めました。 5キロの中でじっくりと帳尻をあわせていこうと考えたのです。 30キロまでの5キロラップは20分50秒が目標ですが、 最初の5キロはスタートロスがあるので、21分でいいや、と思いました。 身体が温まるにつれて徐々にペースもあがり、 結局最初の5キロ通過は20分56秒。 スタートロスがあったのに21分を切っています。いい感じです。 ここから30キロまでは、とにかく無理をせず、 リラックスして走ることを心がけました。 9キロ地点の亀川バイパスで最初の折り返し。 反対車線に先頭集団を見ることができました。 折り返してまもなく10キロ地点を通過。 この5キロは目標どおりの20分50秒。 その次の5キロは目標を上回る20分36秒。 20キロ手前でジェルを補給。 イギリスから個人輸入したCLIFF SHOT TURBOのダブルエスプレッソで、 カフェイン100mg配合です。 20キロまでの5キロは20分56秒。 ちょっとペースがおちましたが、まずまずのペースです。 そろそろジェルのカフェインが効いてくるぞ、と自分に言い聞かせ、 ストレッチポールアクティブの体幹トレーニングを思い出して 骨盤を意識してその位置を整えます。 廣戸総一さんの4スタンス理論によれば、私は踵・外側重心のB2タイプ。 首の付け根とへそを意識して走り、腕振りは薬指と中指を意識して、 ドラムを叩くように上から下に振るといい、とのことなので、 これらを思い出しながらフォームを整えます。 中間点を1時間27分47秒で通過。 ペースもだんだん回復して、25キロまでの5キロは20分29秒。 いわゆる「中盤の快調感」が出てきました。 それでも、このペースで最後まで押して行くのには不安があるので、 微妙にペースを調整します。 とにかく30キロまではおとなしくいかないといけません。 次の5キロがほぼ目標通りの20分52秒で、30キロ通過が2時間4分39秒。 目標の2時間5分を上回る好タイムです。 2つ目のジェルを補給し、いよいよ勝負の残り12キロに入ります。 |