「自己責任でやらせればよいのだ」とはなかなか割り切れないようだ。カジノ法案に反対するのは依存症を懸念してのことが大半のようだ。 じゃ既に存在する国営賭博はどうなんだろう。国営じゃないがパチンコはどうなんだろう。 依存症気味のひとも居そうだが、ドラッグのように普段の精神生活が維持できずに事故を起こしたり他人に迷惑をかける事例はないように思うが。 青少年対策も競馬場やパチンコ店への立ち入りに関し、取り締まり当局はすでにノウハウを持っているだろう。 カブキが遠見ながら懸念するのは、目論んでいるほどの国庫収入が図れるかだ。 理由のひとつにギャンブルは何らの資産も生み出さず社会は豊かになるわけではない。海外からの観光客の落とす金や現在行われている闇賭博からの転入程度しか期待できない。 ふたつ目には現場で挙がった収益が国庫に入る前に不透明なところへかなり消えてしまうだろうと思われることだ。 |