ABCテレビ(テレビ朝日系列)で放映されていた4時間ちょっとのスペシャル番組、古舘伊知郎キャスター進行の「地球危機2008」を観ました。いや、録画をしてて今、長男と一緒に我が家だけの再放送中です。 もう10年以上も前、きっと阪神淡路大震災より前、後に日本青年会議所の会頭となるコメットさんに「地球は大変なことになるので、環境問題に取り組みたい」と話してもらったことがあります。彼らはこの危機を、いやもっと大変な危機までも当時から見えていたのでしょう。素晴らしい方々を友人にもてて、とてもありがたい。 番組のコメンテータを務めておられる東京大学名誉教授の月尾嘉男さんとも、知古を得て10年くらい。お会いするたびにエールを送って頂き元気になって蘇る。物静かな方だが凄いオーラを感じる。シリコンバレー研究のネットデイの実践がつないでくれたご縁を、これからも大切にしていきたい。 番組に話しを戻そう。長男のワッキーは江別にある酪農学園大学の環境マネージメント学部に通っている。専攻に間違いなければ、彼にとってはこのスペシャルは、きっと重要なヒントをたくさん与えてくれただろう。地球規模の環境問題ではあるが、大きなことをばかり考えずに、視点を自分の身近な生活に落として考えてみることで、きっとよい気づきがあるのでは。地球温暖化の話題が進んでいくのを見直しながら、息子と議論するのもまた愉しい。 彼は卒論のテーマに「地域活性化とSNS」に決めようとしているらしい。彼だけではなく同時に自分にもいろんな気づきがある。中でもラストで月尾先生が紹介されていた『「縮み」志向の日本人』(講談社学術文庫,2007)。元韓国文化庁長官(?)の李御寧(イ・オリョン)氏の著作。AMAZONで類著の『ジャンケン文化論』(新潮新書),2005も購入した。詳細は、また書評をブログアップします。 息子達も少しずつ成長しているようで、今年の正月も楽しく過ごせました。 |