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2008年01月05日(土) 
1/5、朝日新聞朝刊1面に、経産省が30億円かけて「にっぽんe物産市」という電子商店街サイトを構築すると報道されていた。全国を30ブロックにわけて、それぞれに拠点となるサイトを設置。1000万円の予算で運営者を公募し、費用対効果で電子商店への出店を躊躇している地方の商業者に機会を提供するらしい。全体のポータルサイトづくりに別途2億円を用意、全国の物産がインターネット上でやりとりされる基盤とし、利益が出るようになればより決済や管理に優れた商用電子商店街にも出店するように、「地域の個店のゆりかご」として位置づけを狙っている。

誰が考えたのだろう。本当にこんな手法で、電子商店が立ち上がり地域経済が元気になると考えているのだろうか。もしも悪い冗談なら、30億円の税金は、別の用途に使った方が絶対によい。地域の個店が電子商店街に出店しないのは、単に売れない、儲からないだけではない。なんでもかんでもインターネットに載せたからといって、上手くいくとは決して限らない。そろそろ本当に地域経済の課題の本質をしっかりと押さえた施策を打たないと、依存体質のまま体力を失って倒れてしまうだけ。ここは地域自身が立ち上がるしかないようだ。

閲覧数4,232 カテゴリ管理者のつぶやき コメント11 投稿日時2008/01/05 10:59
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コメント(11)
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  • 2008/01/05 16:04
    rfuruyaさん、いいとか悪いとかの話しではないのですが(笑)、少し意見を異にするところがあります。

    「役所がやるのが良くない」とは思いません。ただ経産省の目線は企業側にあり、住民やお客さんの方を向いていないな~って感じなんで、それはあかんやろと思います。

    もうひとつ、直接お店とお客さんが相対でやり取りするというのは、手抜きではなく(もあるけど)アリだと思うのです。なんでも便利に簡単に済まそうという人たちには、ちょっと受け入れられにくい仕組みでしょう。これを逆手に使うという視点があればいい。
    ただそれはきっとインターネット上で信頼のない関係には成り立ちにくく、インターネットを利用しても、実際に顔を合わせてやり取り出来る距離感や、相互の信頼が前提として存在する場合に効果を発揮する手法だと感じます。
    次項有
  • 2008/01/05 16:35
    rfuruyaさん
    こたつねこさん
    目線が企業側ですか。それはダメですね。
    ダイレクトに消費者と生産者が繋がるのはいいことだと思いますが、そこから先の技術的なことはよく解りません。

    コメントにコメント頂いて有難うございました。
    次項有
  • 2008/01/05 16:49
    すごい方式と言いたいけど、それを思いついた人、芳賀とか千種で1年以上生活して欲しいですね。アイデアマンが田舎暮らししたら、田舎町が元気になる方法を見つけるんでは?
    次項有
  • 2008/01/06 01:45
     地方の良識ある人はあなたがたの嘘は見えてます。もう少し、理屈が立つ話をしてくださいよと言いたいところです。
     
     グローバリズムにおける日本。それはどのような位置にあるのでしょう。また、グローバリズムの中で、日本はどんな道を歩めばよいのでしょうか?
     また、私たちは何をすべきなんでしょか?

     グローバリズムを脇にして、私たちの生活があるのか知りたいですし、あったとして私たちは私たち自身でそのことを理解しなくてはなりません。そういったこともなく、地域が変われるとも思われませんし、変われないかもしてませんが、いつまでも地域の人たちのお尻をたたこうとするのか理解ができません。

    <一部の経済活性化につながるかもしれないが、身失しなわれがちな、また自発的ではない地域においては、経済原理に飲み込まれてしまうことを知る事も大切か?>







    次項有
  • 2008/01/06 06:26
    「グローバルかローカルか」という二者択一ではなく、双方を地域にあわせて上手く使いこなす「案配」が大切であると思います。「インフォミーム(Information+Meme)」という名前を会社につけたのも、そんな願いがあったからなんです。

    ところが世間は、「インターネット=グローバル」だと思いこんでいる。1年半くらい前に「インターネットを地域のために活かす」というテーマのプロジェクトの提案をしたとき、兵庫県のとある審査員は「Internetは地域では役にたちません!」と激しく非難してました。そんな人でも勉強してない。いやいや、地域のことを知る人がいかに少ないかということです。

    だから私たちは、他力本願ではなく、自分たちでできることを始めなくてはならないということで、ひょこむの人的ネットワークの可能性に大いに期待するわけです。
    次項有
  • 2009/10/11 21:52
    ここさん
    にっぽんe物産市は経済産業省が公募し、大手商社や大手流通を巻き込んで無駄な税金をまたしても投入しました事業です。

    このような事業は本来民間に任せるべきものです。
    また中小企業にとって今大切なのは大手商社ではありません。
    これを企画した公務員などは売上責任を問うべきです。
    中小、零細企業の支援事業と銘打ち国税を使う。
    商社を中心とした大企業病の方々がこのような零細企業相手のサイトを企画してもぜんぜん役に立たないと思います。
    楽天市場と競争するおつもりでしょうか。
    無駄な税金を使うのはもう本当に辞めてください。
    次項有
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