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2020年09月14日(月) 
7.社会人メンターによるオンライン指導の効果で飛躍的な成長を見せた最後の2週間

 サイバー社会論の授業を通して、情報化に関する系譜と知見を深め、能動的思考(positive thinking)、批判的思考(critical thinking)、論理的思考(logical thinking)を磨いてきた学生たちが、その学びの成果を研鑽・披露する機会として、ラスト3回の授業を使い「研究発表(6月26日)」「最終発表準備(7月3日)」「最終発表(7月10日)」を実施しました。

 研究発表では、各グループそれぞれ自由に近未来の情報化に係る題材について調査・考察を行い、プレゼンテーション5分+質疑応答2分の計7分間の発表にまとめます。この段階ではどのグループも(担当する社会人メンターが、学生からの連絡を待っていたにも関わらず)他者のサポートを受けるという考えがなく、それぞれにLINEグループやzoom会議室を用いて情報共有を行っていました。

 一度もまみえることなく、短い期間のオンラインだけでまとめた発表としては、着想や発想についてある程度評価できるものの、文献や事例の調査やリサーチ、考察、結論としての提言は、ほとんどのグループが調べ学習の延長でしかありませんでした。

そして、他のグループの発表を聴いた学生たちが特に気づいたことは、
・自分たちの発表と他のグループを比較して、様式・内容・態度・印象など多様な点で学び改善することが多い
・質疑応答後のコメントを通して、社会人メンターから早い段階でサポートを受けることの大切さ
でした。

こうして学生たちが「本気」になって最終発表に取り組む中に、社会人メンターが加わって適切なアドバイスを行い、有用な意見交換やディスカッションを積むことにより、社会人メンターにも徐々に学生たちの本気が伝わりました。そして、ひょこむの授業コミュニティや用意されたzoom自学室などを活用して議論を深め、最終発表のクオリティを飛躍的に向上させました。

 最終発表は、研究発表より時間を延長し、発表7分+質疑応答3分+チーム担当の社会人メンターのコメント2分の合計12分で、8つのグループを入れ替えながら実施しました。この中で、Dグループの「コロナと大学教育-新たなICT教育に向けて」と、Hグループの「ICT教育を学校に通えない子どもたちに」は、大学に入学して憧れのキャンパスでのびのび学ぼうとしていた新入生たちが、自らまったく想定もしていないオンライン授業を自宅で受けざるを得なかった環境を振り返りながら、今後の大学教育についての考察を加えたものでした。

 「コロナと大学教育-新たなICT教育に向けて」でDグループは、オンライン授業と対面授業の長所と短所を整理した上で、自らの体験から「自由度が高い大学教育」を実現するためには、オンラインと対面を融合させた授業形態が望まれると、具体的なプランを含めて提案しました。

 また「ICT教育を学校に通えない子どもたちに」のHグループは、GIGAスクール構想 で一気に高度化する教育インフラとコロナ禍におけるオンライン教育の拡大を前提に、著名なジャーナリストによるオンデマンド授業とサイバー社会論におけるオンライン授業を比較し、それぞれの課題を整理することにより、リアルとバーチャルを融合させた授業形態を提案しています。

 このふたつの発表事例から見えることは、
・学生は施設が揃い、同級生や先輩後輩とともに成長できる、大学キャンパスで学びたい
・コロナ禍でスタートしたオンライン授業の体験を無駄にしたくない
・オンラインにも対面にも長所や課題があるので、それぞれに適合し、融合的にデザインされた授業形態が求められる
・学内LMSに閉じた環境だけでなく、ひょこむのような安心安全な環境の下、信頼できる外部の人材(社会人メンター)によるサポートが、学びのクオリティを大幅に向上させる

 コロナ禍によって生まれた広域の社会人メンターの支援によるオンライン授業の試行が、変化に乏しかった日本における大学教育に、新しい流れを作り出そうとしているのかも知れません。

(表3) 最終発表のタイトルと録画URL及び評価

閲覧数50 カテゴリロンブン 投稿日時2020/09/14 14:42
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