おっしゃる通りです。エボラ熱は現在致死率52%。医師が死亡する例もあり、治療にあたった医師達が逃げ出すという事態だそうですね。アフリカの葬儀習慣なども感染を広げる原因になっているようですが。 世界への感染拡大には充分注意する必要がありますね。
正確な情報を持たないと「生物兵器」だという突飛?もない情報も流れ始めていますので。
世界保健機関(WHO)は4日、西アフリカでのエボラ出血熱の死者が8月31日までにリベリアなど4カ国で計1,848人に上ったと発表しました。8月26日までの死者は1,552人だったから、ここ数日で激増している感じ。 エボラ出血熱(Ebola hemorrhagic fever)は、エボラウイルスを病原体とする急性ウイルス性感染症。「エボラ」の名は発病者の出た地域に流れるエボラ川の名を取って命名されました。ヒトに感染し50-80%という非常に高い死亡率を持つ、人類が発見したなかで最も危険なウイルスの1つです。 現地では、医師・スタッフ不足に加えて住民の理解不足、施設や設備の不足、治療薬不足、関係機関の連携不足など、足らないもののオンパレード。「人類の危機」と揶揄されているように、ほんとうにこのまま制圧できるのかとても心配です。 対して熱帯病のひとつのデング熱も、エボラ出血熱と同じようにデングウイルス(Dengue virus)が原因の感染症で、実用化されている予防ワクチンはまだないところも同じ。しかし、ごく稀に出血、血小板の減少、または血漿(けっしょう)漏出を引き起こして生命を脅かすデング出血熱に発展するくらいで、致死率は比較にならないくらい低いです。 日本のマスコミでは、代々木公園で感染したデング熱を自分事、遠くアフリカで発生し感染が拡大しているエボラ出血熱を他人事と位置づけて、重要性を蒸ししてずいぶん偏向した報道を行っています。賢い国民はみな、無能なマスコミに踊らされてデング熱に浮かれるのではなく、エボラ出血熱の拡大に注目しましょう。 |