1,595万kW/2,229万kW (09/08 08:40)
71%
■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://hyocom.jp/blog/blog.php?key=337641
2024年07月24日(水) 

正確に言うと、各クラスの最終課題にしているレポートが提出されないと終われないのですが、今週月曜の講義を以て、2024年度前期の教室での講義は終了しました。

 

昨年までは、関西学院大学神戸三田キャンパスで開講する、総合政策学部の『サイバー社会論』1コマを非常勤で担当するのみでしたが、後期の授業がスタートしてしばらくして、理・工・生命科学学部という理系担当の事務局から『サイバー社会入門』という授業を担当するように依頼がありました。

 

2年前に担当されていた先生が、本務校の都合で対面授業が出来なくなって、二年間開かれていないとのことで、同じサイバー社会に関する知識を教えているわたしに打診が入ったのです。

 

バリバリの理系の学生たちが対象になるので、テキストにわたしの博士論文の抜粋を使う「サイバー社会論」とは違うアプローチでクラスを運営しようと、教科書に国領二郎先生の『サイバー文明論-持ち寄り経済圏のガバナンス』を用いて、サイバー革命の仕組みや影響を分析・整理しながら、学生たちがそれにどのように取り組んでいかなくてはならないのかについて、自らが探究できるような授業を行いました。

 

初めてのカリキュラムなので、先生も学生も手探りでスタートしましたが、毎回、坪田知己先生と畑井克彦先生にご支援頂き、「学生が教科書を解説して、その後の質疑応答で理解を深め、3G(坪田・畑井・和﨑)が学生との対話によって引き出していく」というスタイルがしっかりと定着してゆきました。

 

最後にまとめとして、各グループ毎にテーマを決めて、サイバー社会に関するプレゼンテーションを実施しましたが、(出来の善し悪しはあるものの)メンバーが力を合わせて探究を試みた成果は、それぞれに大きな意義があったと感じます。

 

学生たちの成長を実感できることは、教員冥利につきる感動です。

この授業で学んだことを、これからの人生でしっかりと活かしてもらいたいと思います。

 

次回、後編は、大阪産業大学の「生涯学習論」について、振り返ってみようと思います。

 

 

 


閲覧数47 カテゴリ日記 投稿日時2024/07/24 11:28
公開範囲外部公開
■プロフィール
こたつねこさん
[一言]
地域を元気にする情報化に貢献したい♪
■この日はどんな日
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み