一つめは、娘が 大阪の梅田にある高級食品スーパーで買ってきたもので、「秋田県八郎潟産 かりっとわかさぎ」と書いてあります。わかさぎというのは淡水魚だと思っていましたが、汽水域でも棲息しているんですね。知らなかった。 (^_^;) 感じとしては、正月に食べる「ごまめ」(田作り)に似たようなものですが、製造元(千田商店)のホームページには『秋田県八郎潟で漁獲されたわかさぎを上質な菜種油で香ばしく揚げ、秋田味噌を使用した味噌ダレで味付けしました。』と書いてあるように、製法は 「ごまめ」とは全然違います。 ちょっと甘めの味付けですが、カリッと揚がったワカサギは 魚臭さがなく、なかなかの 珍味です。
もう一つは、先日のバスツアーで 昼食で食べた「琵琶湖のウロリ」です。 「ウロリ」とは不思議な名前ですが、一般に ゴリと呼ばれている魚(ハゼ科)の別名で、琵琶湖で獲れる魚介類から選ばれた「琵琶湖八珍」の中の一つです。https://shigaquo.jp/hacchin/concept.html 体長1cm~3cmの小さな魚で、初め見たときは「ちりめん山椒」(下の写真)に使うじゃこではないかと思ったのですが、上の「お品書」を見て、これがウロリであることが分かったのです。 食べてみると、川魚特有の匂いのない 上品な味の佃煮で、これも 珍味でした。 食べるのが先で 写真に撮っていませんが、この写真から山椒を除いたものを想像してください。(笑) |